2022.12.02
秋の探索
少しずつ肌寒い日が増え、季節の変化を感じます。保育園では、子ども達と一緒に四季の移り変わりや自然の美しさなど五感を十分に使って感じ取りながら過ごしています。
これはほし組のお散歩の様子です。
ふかふかの絨毯のような落ち葉の上に座ってみると、座り心地がいつもと違い少しびっくりしながらもゆっくり手を伸ばし落ち葉に触れてみたり握ってみたり、思い思いに確かめています。見つけた物を保育者に見せながら「こんなのあったよ」と表情や声で伝えていました。動きたいけれど、どうやって動いたら良いか分からず戸惑う姿も見られていました。
足を踏み入れると、カサっという音がすることに気付いたようです。にこっと笑顔になり「きゃ~!」その場で何度も足踏みをしていました。
他にも落ち葉を拾って頭の上から「ひらひら〜!!」と落とす姿も。保育者がやったことを観察して自分でもやってみたいと模倣していたようでした。風が吹くと木から枯葉が落ちる様子に目を留める子もいて、偶然起こる自然の不思議さや面白さを感じ取っていましたよ。
つき組でも落ち葉を拾って観察をしています。黄色や赤やオレンジや茶色、まだら模様やグラデーションのように色づく落ち葉。「これきれいだね」と呟く子ども達です。何色と断定できないような綺麗に色づいた景色は私たち大人も魅力を感じますね。
探索途中、クモを発見したようです。お散歩リュックから昆虫図鑑を取り出して「どれかな」「これかな」と調べたり興味津々で観察をしていました。後日、違う場所でクモを発見すると「この前もいたよね!」とお話ししていて、子ども達にとって印象深い出来事だったようです。
11月の室内装飾では、秋の収穫のお祭りを意味する「食物月」をテーマに柿、ぶどう、お散歩で拾った落ち葉やどんぐりを飾りました。
送迎時には「あ!!何か飾ってある!!!」と早速発見して嬉しそうな笑顔が見られました。
お部屋での観察の様子です。お散歩の道中では柿の木の下を通る度に、「かきあった!」と少しずつ美味しそうな色に変わっていく様子を見つめていた子ども達。近くで見たり、実際に触れることができとても満足そうですね。
ぶどうを一粒ずつ並べてみたり、おままごとコーナーから包丁を取り出し切ってみたり、ボウルにどんぐりを入れてコロコロ転がしてみたり・・・。自由な発想やイメージを膨らませて楽しんでいました。
ほし組では11月生まれのお誕生日会が行われ、普段親しんでいる「どんぐりころころ」「大きなくりの木の下で」「やきいもグーチーパー」の歌を一緒に楽しみました。出てくるペープサートに興味を示したり、体を揺らしながらリズムを取ったりして温かな時間を過ごすことができたようです。これからも季節の歌に沢山親しんでいけたらと思っています。
様々な経験を通して、心も体も大きく成長していく姿が楽しみです。更に寒さが厳しくなるこれからの時期ですが、健康管理をしっかりして過ごしていきたいですね。
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「みんなの頭の上にあるものは何?」
エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで
その謎が明かされてゆく…。
プライムスター保育園グループの
保育ショートムービー第二弾!
♡ハートの種明かし♡
https://www.youtube.com/watch?v=OP-42fdGT78