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2022.03.11

☆3月室内装飾☆

昼夜の寒暖差はありますが、お昼のポカポカな陽気が春を感じさせてくれますね。子どもたちも暑いと感じて上着を脱いで園庭遊びをしている姿が増えました。

 

さて、今回は3月の室内装飾についてお伝えしたいと思います!

 

 

 

3月(弥生)の装飾

~雛祭り~

雛飾り 菱餅 吊るし雛 桃の花

奈良時代の3月上旬の巳の日に人形(ひとがた)で自分の体を撫でて穢れを移しそれを川に流し厄払いや邪気払いをしていた「上巳の節句」と、平安時代の貴族階級の女の子のお人形遊び「ひいな遊び」が結びつき、流し雛が誕生し、その後、江戸時代に人形作りの技術が向上したことで、流し雛から家に飾っておく雛人形へと変化し、雛祭りとなったと言われています。

雛飾り人形(ひとがた)や流し雛の風習から、雛人形に女の子の穢れを移して厄災を身代わりに引き受けてもらうと言われています。

菱餅赤(桃)、白、緑の色にはそれぞれ意味があり、赤は魔除け、白は清浄、緑は健康という意味があり、さらに3色を重ねる順番下から緑、白、赤(桃)の順で「雪の下に新芽が芽吹き、桃の花が咲いている」と春の情景を表します。

吊るし雛昔、雛人形はとても高価なもので、庶民にはなかなか手に入らないものでした。そのため、生まれてきた子の幸せを願い庶民の間で、家族や親戚、近所の人たちみんなで小さな人形を作り持ち寄って吊るし雛が作られたと言われています。それぞれのモチーフひとつひとつに、女の子の元気な成長を願った意味が込められています。

桃の花古来より長寿や魔除け、邪気を払う霊木とされています。上巳の節句の頃に桃の花が咲いていたため、桃の花を飾るようになり、桃の節句と言われるようになったようです。

 

各クラスの様子です。

 

(ほし組)

            

園庭に出る時に、玄関の雛飾りを見て「かわいい」と気付いた子がいました。気持ちは全てお外遊びに向いているのかと思っていましたが、子ども達の気付きにはいつも驚かされます。上に吊るし雛があることにも自ら気づいていて「あ!」と指さしていました。「だっこ」と言って吊るし雛を近くで見たいと訴える姿があり、抱っこをしてあげるとニコニコ笑いながらそっと触っていましたよ。「かわいいね」「うさぎさんだ」と保育者がつぶやくと笑顔を返してくれて同じ気持ちを共有できたような気がして嬉しく思いました!

 

 

 

(つき組)

   

雛飾りを見て「かわいい」と言っていたつき組さん。菱餅を見て「これなに?」と聞く姿がありました。3色の意味を分かりやすく伝えると「ゆき!?」「はな!?」「はっぱ!?」と単語をオウム返ししていましたよ。お家でも雛飾りを飾ったようで「おうちでかざった」と話す子どもがいました。上を見ると吊るし雛があることに気付き浮いているように見えたのか「すごい」という声も聞こえてきました。

 

 

 

 

(そら組)

   

桃の花の匂いをかいで「いいにおい」と話していたそら組さん。「このおはなかわいい」と言っていたので「桃の花だよ」と答えると「え!?おやつにたべたもも?」とびっくりした様子。おやつのゼリーに入っていた桃のことを覚えていたようで桃の花の”もも”と桃の”もも”が同じだと思ったようです。言葉だけ聞くと同じ音なのでそう思うのも納得です。保育者が同じ桃でも違うことを伝えると驚いていました。

 

いつもと違って上に装飾があることに気付いたり、装飾を見て「かわいい」と言ったりしていて4月の頃と比べて室内装飾に親しむ姿が見られるようになったと感じました。これからも引き続き、室内装飾を通して日本の古き良き伝統文化に親しんでいけたら良いと思います。

 

 

 

 

当保育園グループのPV(ショートムービー)を製作しました。

『プライムスター保育園 動画』で検索してみて下さい!

当園の先生方やプライムスター保育園の園児さんも多数出演していますので是非ご覧ください。

動画名【子どものゆいと30歳のゆい】

企画《プライムスター保育園グループ》

プライムスター保育園 リトルスター保育園 ファーストスター保育園

監督・脚本:酒井靖之

主演者:石黒エレナ 井上果歩 三田佳奈 遠藤みのん

作曲:江藤雅樹

歌:楠美月

製作:株式会社アーツテック