9月の誕生会についてお伝えします。

先月は、つき組２名のお友達が誕生日を迎えました。

保育者が誕生会の用意をしている様子を見て、「誰の？」と興味を示し、近づいてきた子どもたち。〇〇くんの誕生会だと伝えると、自分の誕生会は？と尋ねる姿がありました。〇〇ちゃんも少し前に２歳になったことを伝えると納得した表情を見せていました。

誕生カードを渡すと、手形を見て自分の手を合わせたり、自分の写真を指さす姿がありました。

保育者の出し物は「おおきくおおきくおおきくなあれ」という紙芝居でした。身体を揺らしてリズムをとりながら、「おおきくなあれ」というフレーズを繰り返し口ずさんでいて、読み終わった後に「もう１回」とリクエストしていましたよ。ケーキが出てくるシーンでは、ケーキをつまんでパクパクと食べる真似をする姿もありました。保育者の言葉を模倣して同じフレーズを繰り返すことで、言葉そのものの音やリズムの響きに面白さを感じているようです。

最近は、保育者と気に入った絵本を繰り返し読むところから、絵本を自分で読もうとする姿が見られるようになってきました。絵本に出てくる簡単な言葉を口ずさみ、その言葉を使うことを楽しんでいます。繰り返し読んで言葉を模倣するところから、徐々にごっこ遊びや友達との関わりに繋がっていきます。今の時期の発達段階として捉え、一緒に繰り返す中で、楽しい気持ちに共感していきたいと思います。

ままごと遊びの中でフェルトやチェーンリングを使ってケーキに見立て、誕生日の歌を歌ったり拍手をして遊んでいます。ふとした時にも誕生日の歌を口ずさむ姿があり、誕生会を思い出し再現遊びをしているようです。保育者の模倣をしようとしたり、自分の経験を遊びで再現する姿に、成長を感じます。

次の日に「誕生会いつやるの？」と次の誕生会を期待する姿がありました。楽しい雰囲気の中で、大好きなお友達の誕生日をお祝いする楽しさ、お祝いをされる喜びを感じていたようです。言葉も少しずつ出てきていて、自分の思いを簡単な言葉や身振り手振りで一生懸命伝えようとする姿も見られるようになりました。思いを汲み取って、受け止める関りを行っていきながら、子どもたちの成長を一緒に見守っていきたいと思います。

９月生まれのお友達、お誕生日おめでとうございます！

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