2020.11.06
【そら組】表現あそび
朝夕の風の冷たさに、少しずつ冬の訪れを感じる時期となりましたね。
今週はそら組の子どもたちの表現あそびをご紹介します。
おおむね3歳ころになると、手指の細かい動きが可能になるとともに、偶然できた形を「○○だよ」と見立てて遊ぶ経験を経て、少しずつ自分が作りたいものを意識するようになっていきます。
そら組の子どもたちも、廃材や道具、積み木などを使って、自分の身近なものに見立てたり、表現しようとする姿が見られるようになってきました。



子どもたちは、他人の目を気にしたり、誰かの真似をするようなことはなく、純粋に表現することを楽しもうとしています。
素材や道具の性質を知ろうとする過程で難しさを感じる場面もありますが、大人が見本を見せすぎてしまうと、「大人みたいにきれいにかくこと」「きれいにつくること」に価値がついてしまい、その子らしい純粋で豊かな表現の妨げになってしまいます。
子どもたちが試行錯誤をしている時こそ、じっくりと見守っていきたいですね。
保育園でも、「上手に作れるか」ではなく、子どもたちが「楽しい!」「もっと試してみたい!」という充実した気持ちを味わえるよう、様々な素材や道具を揃え、ひとりひとりの表現を受け止めていきたいと思います。