4歳児クラスで行っている、スクラップブックについてご紹介します。

4月に、スクラップブックの本体を受け取った子どもたちは、興味のあるものや、自分の好きなものを、包装紙やチラシや新聞、ポスターなどの数々の情報の中から探し出し、集めてみることを楽しんできました。

また、ただ貼り付けるだけではなく、子ども自身が“どれを選ぶか”“どう並べるか”を考えながら作り上げていくと、

日が経つにつれて、このページには「生き物」だけだったり「食べ物」だけを集め貼るようになってきました。

このように、テーマごとに分けて整理する経験を通して、情報を集め、それぞれの仲間に分ける力が自然と身についていきます。

この力が育つことで、将来、何かを調べたりまとめたりするときに、情報を整理しながら理解することへと繋がってきます。

完成したスクラップブックは、保育参観にて、発表しました。

お友達や、大好きなお父さんお母さんに自分の発表を聞いてもらう機会を設けたことで、子どもたちの緊張しながらも、嬉しそうな表情で自分のページを開き「これはぼくの好きなバイク！」「可愛いものをたくさん集めました」と堂々と伝える姿がありました。

また、お友達の発表に興味をもって聞く姿が見られ、新しい発見なども見つかりとても充実した発表会となりました。

発表会後は、園庭で遊んだり、お家の人と一緒にお給食を食べたりして過ごしました。

子どもたち一人ひとりの“好き”がつまった、世界に一つだけの素敵なスクラップブック。

これからも、興味を広げながら自分で考え、まとめる力を育んでいきたいと思います。