2025.10.16
🚰手洗い・排泄🚽 ほし組
今週はほし組【手洗い・排泄】の様子をお伝えします。保育者がおやつや給食の前にエプロンを身に着けると、子どもたちが次は食事、おやつということに気が付き、廊下にある水道に向かう姿や、手を合わせて『ゴシゴシ』と言葉にする姿も見られるようになりました。手に泡をつけると保育者と一緒に、手を合わせたり水に濡らそうとして背伸びをして手を洗う姿も見られます。
保育者が手を洗う姿を見せると模倣して手をこすり合わせたり、泡が水に流れていくのを見て興味を示していました。水への興味や好奇心の高まりですね!
お部屋におまるを設置してあります。最初は「これは何かな?」と興味を示し、持ってみたり触れていました。保育者が座る事を伝えると少しずつ座る姿も見られます。保育者が『しーしー』と言葉にすると『しーしー』と言いながら体を左右に揺らす姿も見られます。歩行が確立したあと、まずは排泄(おまるやトイレ)に子どもが興味を持てるように関わることが大切です。そして、大人の真似が大好きな時期です!大人の排泄をみると、興味を示して、同じように座ってみたいと思ったり、トイレットペーパーを取ってみたり…これが排泄の自立に向けてのチャンスです。
排泄への自立は0歳から始まっています!おむつに排泄し、不快な状態に保育者が気付き「おしっこ出たね。おむつ気持ち悪いから、新しくしてスッキリしようね」と声を掛けながら、不快を快にしていく事を積み重ねているのです。おしっこが出て気持ち悪い→おむつを替えてスッキリ心地よくなったという経験を重ねると、今度はおしっこが出た時や出る前に子どもからおむつを押さえて身振りや喃語で伝えてくれたり、おしっこが出そうな身振りなどの時に、保育者が「おまるに座ってみようか」と提案したりします。また、午睡前や午睡後におまるへ声掛けすることで、偶然おしっこが出たりもします。それらの経験が重なり、やがておしっこが出る前に伝えてくれるようになります。
こうして、保育園では排泄の自立に向けて進んでいます☆
言葉の意味も少しずつ理解するようになり、見通しのある声かけをすると自ら行動する姿も見られるようになりました。子どもが模倣したくなるような声かけや、子どもがしていきたい事に対して私たち保育者が時間をかけて見守りそして共感し、自ら進んで身の回りの事をやってみたいという意欲をこれからも大切に育んでいきたいと思います。