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2025.08.23

8月室内装飾

今月の室内装飾では、夏野菜の『きゅうり、トマト、ナス、とうもろこし』を展示しました。

 

立秋:暦の上で秋の始まりとされる日のことを表し、毎年8月7日頃にあたります。暑さが厳しい時期ではありますが、この日を境に「残暑」という表現が使われるようになります。朝夕の空気に少しずつ秋の気配が感じられるようになっていきます。

 

【ほし組】

とうもろこし、ナス、きゅうり、トマトの中から好きな野菜を選んで手に取っています。きゅうりは丸ごとだと触りにくそうな様子が見られていたため、保育者が折って手渡すしてみると、中の果肉の柔らかい所を指でほじって種を出してみたり、保育者を模倣して折ってみようとしたりしていました。

トウモロコシの皮を剥いてみたところ中から出てきた毛を不思議そうに見つめ、そっと触れて確かめています。

 

【つき組】

保育者が野菜を持って来る姿に気付くと自ら図鑑を持ってきて同じ野菜を探したり、比べたりしています。野菜の名前を尋ねると、「きゅうり」「トマト」等と一つ一つ保育者と確認しています。トマトをつぶして感触を楽しむ姿やトウモロコシは皮を剥いて食べる物であることを知ると、トウモロコシの皮やひげを剥いてみる姿が見られていました。「とれたね、皮むきむき。バナナもむきむき」と同じように皮を剥いて食べるバナナを思い出したり、「匂いする」と保育者と一緒に嗅いだりしています。

お盆の時期も近かったことから、ナスときゅうりに割り箸をさして、お盆についてもやりとりしました。保育者の言葉に耳を傾け、「空からぱっかぱっかきてー」「のっしのっしてー」等と繰り返したり、きゅうりとナスを動かしたりしています。日本の風習について繰り返しやりとりしていくことで、意味を知りたいという姿から日本の文化について知るきっかけとなれたらと思います。

 

【そら組】

カレンダーを活用しながら「立秋」について伝えると、「きせつ」の図鑑で夏のページを開き、夏野菜について調べています。夏野菜のページに用意していた野菜が載っていることに気付くと、「先生持ってるやつと一緒!」と嬉しそうにしていました。夏野菜の成長過程の花に関心を持つ様子もあり、野菜の育ち方についてもやりとりを行いました。

 

きゅうりを折って匂いを嗅いでみたり、トマトを握ると汁が出ることや小さい種があることに気付いたりしています。トマトの種ときゅうりの種の大きさや形を比べる姿もありました。

 

断面に関心を持つ姿を受けて野菜スタンプの活動に繋げました。好みの断面の野菜を見つけると夢中になって楽しんでいたそら組の子どもたちです。

 

今回、展示した夏野菜には水分、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。水分を多く含む夏野菜は熱中症対策にもなることから、まだまだ厳しい暑さが続く今の時期にとってぴったりの食材ですね。