2025.04.18
🌸4月室内装飾🌸
雨の日が続き、気温が下がったり上がったりとなかなか春の陽気が感じられない日々が続いていますね。
肌身では感じにくいのですが、子どもたちに春ならではの
食材や植物を通して”春”に触れてもらおうと
室内装飾を玄関に準備しました🌸
戸外活動から戻ってくると、玄関に飾られた装飾を指して「知ってる!」
と興味を持っていたにじ組(3歳児クラス)の子どもたち。
早速お部屋で観察してみることにしました!
知っている名前が沢山出てくる中で、”ふきのとう”を見て
お友だちと「これ何かな?蕾かな?」「お野菜の仲間に見えないね」
とやりとりをしていました。ここであえて保育者が教えずに
「これはなんだろうね?」と伝えると
「こっちに図鑑があるよ!」「探してみよう!」
と野菜の図鑑で調べていた子が誘う姿が見られ、
みんなで探し始めました。
無事、ふきのとうを見つけると「先生!これはなんていうお名前?」と
尋ねられ「ふきのとうって書いてあるよ」
と名前にたどり着き解決しました!
次の日には、夜にたけのこご飯を食べた子が
「たけのこって皮がむけるんだって!」と朝の会で教えてくれました。
「じゃあみんなで中を見てみよう!」と皮むき体験をすると・・・
「なんか変なにおいがするよ!」「本当に食べられるのかな?」と
不思議そうにする子どもたち。
実際に切って中を見てみると、「かたい!!」
「たけのこご飯の時は固くなかったのに!」と
感触を伝えてくれました。
まだまだ季節の流れは理解しにくい年齢ではありますが、
春ならではの本物の食材や植物に触れる機会を設け、
それぞれが興味を持ったものを実際に調べてみる、切ってみる等
体験に繋げています。
そんな経験をもとに、子どもたちなりに”春”についての理解を
深められるようにしています。