2025.03.29
【つき組】☽一年の振り返り☽
新しい環境に変わり不安な時は保育者の元へ戻り受け止めてもらう積み重ねで保育者との関係が構築され、少しずつ安心して過ごす姿が見られるようになりました。
4月はほし組にはなかった水道もあり、興味津々に水に触れて楽しさや面白さを感じたりと最初は洋服が濡れることがありましたね。
今では手を洗う場所等清潔にする心地良さを感じながら手を洗っています。
赤ちゃん人形に布団をかけてトントンしたり、おんぶしたりご飯を作って食べさせたりと、自分がしてもらった経験を元にお世話する姿もありました。保育者の模倣をしながら赤ちゃん人形に関わったりと、ほし組からいる赤ちゃん人形に親しみを持つようになりましたね。
プラステンも最初は入れたり出したり、転がしてみたりして遊ぶだけでしたが次第に、積み木を使ってタイヤを付けてみたり、イメージしたものを思いのままに遊ぶ姿へと変わっていきました。
積み木も上に積んで壊すことを十分に経験し、次第に横に伸ばしたり、プラステンと組み合わせ、イメージしたものを積み木で表現しようとする姿も見られるようになりました。
上手くできず葛藤場面もありましたが、保育者が様子を見て援助をすることで満足感を感じていました。
毎日届く野菜にも興味を示し、調理さんと「これは𓏸𓏸だね」等のやりとりを繰り返し行い、野菜に親しむ姿もありました。
「これはなんだ?」「○○!」と調理さんとのやりとりも楽しんでいましたよ。
進級したばかりの4月は、保育者の介助ややりとりの中で食べていましたが、今では食具を積極的に使い、食材についてやりとりを楽しみながら満足するまで食べています。
絵の具1回目。手につく感触が嫌な子、豪快に触れて楽しむ子と様々でした。
2回目。筆も準備してみました。使い方を伝えるとさっそく絵の具をつけて描いていました。前回保育者や他児が洗っているのを見ていた子どもたちは終わったら水道へ持っていき、洗ってみる姿もありましたよ。
3回目。感触に慣れてくると手全体を使って模造紙に思いのままに描いてみる姿へと変わっていきました。慣れてくるとダイナミックに遊ぶ子どもたちはとても微笑ましく、とても楽しそうでした!
感触遊びの小麦粉粘土はほし組から行っているのもあり、興味津々に最初はちぎったり、握ってみたり。
次第に細長くなった小麦粉粘土を包丁を使って切ってみる姿が見られるようになりました。切って満足するだけでなくボトルの中へ入れてみたり試行錯誤しながら遊んでいましたよ。
ダンボールの中へ入ったり出たりを繰り返して遊んだ次の日にもダンボールとペンも準備しました。
大きく広げてみると満足するまで描いてみたり、寝転がってくつろぎながら描く姿もありましたよ。
自分たちのご飯に使う野菜の皮むきをする時間も作ってみました。保育者と一緒に皮が剥けると嬉しそうな表情を浮かべたり、剥き終わった玉ねぎの皮を使ってフライパンに入れて料理をする姿もありましたよ。
戸外活動では、夏頃から手を繋いで歩く練習も順番にしていくと、手を繋いで歩いていく楽しさや、”手を繋いでいても自分の見たいものが見れる”経験を通して、今ではカートなしでみんなで手を繋いでお散歩へ行っています。長い距離も歩けるようになり成長を感じますね。
お散歩で手を繋いで歩くようになってからお部屋でもお友だちと手を繋いで歩く姿もあり、微笑ましい光景でした。
着脱では保育者の援助の元、「さっぱりしたね」等不快を快にする積み重ねを行うと、できる所は自分でやってみようと挑戦する姿へと繋がりました。
上手く腕が通せなかったり、ズボンが上手く履けなかったりと葛藤する場面もあります。「難しかったね、お手伝いする?」等気持ちに寄り添いながら声を掛け、少し手伝うと自分でできた満足感や心地良さを感じています。
3月上旬。雪が降りましたね。子どもたちはあまり降らない雪に興味津々に窓から覗いています。
3月中旬にも上旬よりも多い雪が降ったので積もった雪を触って観察しました。
「冷たい」と冷たさを感じたり氷が溶けて水に変わる性質にも気づいていましたよ。
あっという間に1年が経ちましたね。この1年、たくさん成長した子どもたちの姿を見ることができて嬉しく思います。
一年間、保育にご理解とご協力いただきありがとうございました。
来年度もよろしくお願いいたします!