2025.03.19
【つき組】1年を振り返って
つき組のお友達は入園からあっという間に1年が経とうとしています。
保育園での生活の中で様々なことに意欲的に取り組み、衣服の着脱や手を洗うなど自分でやろうとすることが増えてきました。
ままごと遊びでは、最初は素材を食材に見立て食べる模倣が多かったのですが、生活の中で実際に野菜に触れたり、調理室を見たりする経験を積み重ねることで段々と遊びでも食材を洗ったり切ったり、混ぜたり、フライパンで炒めたりの調理工程を再現するようになりました。また、コショウなどを振る模倣もして味をつけたり、お皿に盛り付けお友達や保育者と食べたり、赤ちゃん人形に食べさせてあげる姿も見られます。
赤ちゃんの様子も気にかけ、着替えやおむつ替えをしたりと自分のしてもらったことを赤ちゃんにしてあげようとする姿も見られています。
積み木遊びでは段々と重ねる数が増えたり、横に並べたりして電車やお城やトンネルに見立てて遊ぶようになりました。
プラステンをタイヤに見立てたり、乗せたりしています。「赤」、「青」など言葉で伝え好きな色を集めたりもしています。
絵本コーナーでは、自分の好きな絵本を保育者と一緒に見たり、一人で絵本をめくって自分のペースでゆっくりと読む姿もあります。最近は、ストーリーのある絵本も設置すると興味を持ち保育者と一緒に見ています。
戸外遊びでは、「晴れているね!」、「暖かくなったね。」等、季節が感じられるような声掛けをし子ども達とやり取りをしながら公園に向かっています。体力がついてきたことや2歳児クラスになると歩いて散歩に行くことになるので、保育者と手を繋いで歩いて散歩に行くこともしています。
公園から見えるクレーン車やゴミ収集車等、働く車をよく観察しています。また、お散歩中の犬や猫を見かけると、「わんわん!」、「にゃんにゃん!」と話し、嬉しそうに近くで観察しようとしています。危険がないように保育者が傍につき、子ども達の気付きや発見を言葉にしています。保育園に戻った後も図鑑等で探す姿が見られています。
保育者とも走って追いかけっこして身体を十分に動かしたり、遊具の下のスペースを家に見立てて遊んだりもしています。
子ども達が何を伝えたいのか汲み取りながら丁寧に関わることを積み重ねていくことで信頼関係が築け安心して生活が送れるようになっていると感じています。
つき組で過ごす時間は残り僅かですが、子ども達と楽しく過ごしていきたいと思います。保護者の皆様も日頃より保育運営のご理解・ご協力いただきありがとうございました。
来年度も宜しくお願い致します。