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2024.06.21

種まき☆☆

先日、2歳児クラスのオリオン組さんでひまわりの種を植えました。

先ずはプランターや鉢に入っていた古い土と新しい土を入れ替えます。古い土にはダンゴムシやワラジムシがたくさん!!「ダンゴムシちゃんいたよー」「おっきーよ」と虫がいたことをお友達に知らせたり、「こっちは赤ちゃんかも」と思いや気付きを子ども同士で伝え合う姿がありました。新しい土を入れ替えて、いよいよ種を植える時になりました。子ども達ひとりひとりに種を配ります。ひとさし指で土に穴を開け、種を一粒入れてその上に優しく土をかけます。

種植え後は「葉っぱ出るかな?」「また、見に行こうね」とひまわりの成長を楽しみにする姿がありました。部屋に戻ると植物図鑑を囲み「これやったね」と子ども達が話す声が聞こえてきました。子どもは様々なことに興味を持ち、その「なぜ?」という疑問を調べたり確認するときに有効なのが図鑑です。保育園にはお部屋に数種類の図鑑があり、「なぜ?」と思ったときに保育者と一緒に図鑑を開いてやりとりを重ねることができます。子ども達はもっと知りたい!という興味関心が高まり、新たな発見や知識を得ることに喜びを感じています。これから毎日の観察が楽しみですね。

 

ひまわりの成長は早いもので、1週間もしないうちに発芽しぐんぐん伸びていきます。水やりを楽しみにしている子ども達。たくましい芽をみて「おっきーい!」とびっくりします。「(水を)いっぱい飲んでいるね」と観察しながら感じたことを言葉にしています。1歳児クラスのすばる組さんも散歩から帰るとひまわりを観察します。水をたくさん含んだであろう鉢のひまわりの芽の様子を見て、「おいしそうね」と発言する子どもの言葉に、素敵な表現!!と感動しました。隣にいるお友達も保育者も「そうだね~」と共感します。芽についていた水の雫を見てひまわりの気持ちを表現したのだと私は思いました。自然物に触れる生活の中で、植物には太陽の光や水が必要なことを感覚的に知っていくのですね。

 

お部屋に「ひまわり」という絵本を置いています。ひまわりの成長がよく分かる本です。「どんどこ どんどこ」というフレーズを繰り返します。ひまわりの成長の早さを目の当たりにすると「どんどこ どんどこ」の表現がぴったりです。