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2024.03.29

成長の様子(そら組)

最後に、そら組さんの成長の様子をお伝えします。

この時期は、象徴機能が発達し、遊びの内容がぐんと広がる時期です。

大人や子どもと関わり合いながら、ごっこ遊びを展開させています。

自分が経験したことをごっこ遊びに取り入れたり、身の回りの物を再現して作ろうとしたりと、

持っている力を遺憾なく発揮して遊ぶ子ども達です。

一緒に遊んでいるように見えても並行遊びであることの多い時期ですが、

その中でも子ども同士で会話を楽しんだり、それぞれ役になりきってやり取りをする姿が見られていますよ。

また、衣服の着脱や食事、排泄と、簡単な身の回りの自立も進んでいます。

自分でやりたい気持ちとうまくできないもどかしさを感じながらも、

信頼する大人に見守られながら、徐々に自分を信じてやり遂げる力が育まれていきました。

保育者は、発達に合った援助や声掛けを行いながら、『自分でできた』達成感に寄り添っています。

 

また、様々な道具を使って表現する姿も増えてきました。

ちぎる、貼る、描く、繋げる、丸めるなど、指先を器用に使って思うがままに表現しています。

保育者は、使い方や見本を提示するのではなく、子ども自身の自由な発想を受け止め、

のびのびと表現できる環境を整えています。

また、のりや廃材、折り紙など、様々な素材や道具に触れる機会を設けていますよ。

「もっと試したい」と意欲的に取り組む子ども達に、頼もしさを感じます。

 

戸外では、運動機能が発達し、全身を使って活発に遊ぶ姿が盛んに見られています。

走る、のぼる、跳ぶ、ぶらさがるなど、遊びながら様々な体の使い方を獲得しているようです。

全身を使い遊ぶ中で体幹を培いながら、

保育者の声掛けにより危険な場所や遊び方にも徐々に気付き、考えて遊ぶ様子も見られ始めました。

また、季節の自然物に親しんだり、虫や動物に興味を持って観察したりしながら、

日本の豊かな四季を一緒に感じています。

これから春になって、草花や虫たちが一斉に顔を出します。

子ども達も、新しい保育園でのびのびと成長していくことを職員一同願っています。

3年間、保育園の運営にご理解、ご協力いただき、

また子ども達の成長を間近で見させていただき、ありがとうございました。