2024.03.15
1年の振り返り【ほし組】
入園した頃は、ハイハイやずりばい、つかまり立ち等が多かったですが、
今では室内を自由に歩きまわり伸び伸びと過ごすようになり成長を感じています。
温かい関わりを通して愛着形成を築くことを大切にしてきました。
カラームカデは、最初の頃はハイハイで少しずつひっぱっていましたが、今では両手に持って散歩のようにコロコロと引いています。
お友達と一緒に歩き回ることが楽しいようで「きゃっきゃっ」と顔を見合わせ笑い声をあげています。
赤ちゃん人形を「おんぶ!」と、おんぶしたいと保育者の元に持ってきてお世話をする姿も増えました。
おんぶひもをつけると、手提げも持って忙しそうにスタスタ歩いています。
ご飯を作って食べさせる、着替えをする等もみられますよ。
保育者がおんぶをしている時の動きを真似して身体を揺らしている姿があったり、
赤ちゃんの顔を覗き込みながらなにやら喃語でお話していたりと、思わず笑ってしまう微笑ましい場面がたくさんあります。
自分が大人にされて嬉しかったことを赤ちゃん人形にしていくようになるので、丁寧にあたたかくかかわることを心掛けていきました。
積み木では、「でんしゃ!」と言って長く並べたり、高く積み上げて遊んでいます。
”みてみて!”と伝えるように指を差し、保育者が「高く積めたね」と言葉を掛けると
パチパチ拍手をして喜びを共有しています。
崩れてしまうことも多いですが、過剰に反応はせず「もう一回やろうか」と声をかけると
再び積み始めています。
クレヨンでお絵描きをしたり、小麦粉やゼラチンで感触遊びも楽しんでいます。
はじめは見慣れない物に警戒する姿を見せる子もいましたが、保育者が楽しそうに触ってみたり
「きいろだよ」「つめたいね」等言葉でも伝えることで興味をもち、回数を重ねるごとに
思い思いに遊ぶようになりました。クレヨンでおもいきり線を描いたりゼラチンを両手に塗り伸ばしてみたり
様々な方法を試しています。
食事では、入園した頃よりも食べられる物も増え、「お腹すいたね」「ご飯にしようか」等の保育者のつぶやきに気づき
手を洗いに行こうと向かったり自分の椅子に座り、食事を楽しみにしています。
手づかみ食べを十分にしていく中で食具への興味も深まり、自分でスプーンですくいたいという意欲も
みられます。自分で口元に運ぶと満足気な表情を浮かべていますよ。
手洗い、着替え、靴を履く、トイレへ行くなどの基本的生活習慣も身に付き始めています。
意欲的に取り組む姿に寄り添い、「できたね」など温かい言葉がけをしていき
達成感が持てるように関わってきました。
喜びや楽しさを共有してくれることが多く、笑いの絶えない日々でした。
次はつき組さんですね。
今後も保護者の皆様と一緒に成長を見守っていきたいと思います。
引き続き、よろしくお願いいたします。