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2023.11.15

【そら組】積み木遊び

 

 

今週はそら組の積み木遊びの様子をお伝えしたいと思います。

 

こちらの写真は、6月~夏頃までの様子です。自分の遊ぶスペースが確保される環境の中で集中して積み木をしています。乗り物やお家などイメージする物に見立てる姿が見られていました。

 

他にも直方体の積み木を沢山使って並べて繋ぎ合わせ、スペースのような場所を作る姿も見られていました。自分が作った物が壊れてしまうと悔しい気持ちや葛藤を保育者に伝える姿も。その都度「悔しいね」「難しかったね」「もう1回やってみる?」と寄り添いながら過ごしました。

 

 

 

こちらの写真は10月頃の様子です。作り上げていく物も上の写真と比べると違いが見られますね。

最近では、自分の好きな遊びや場所を見つけてじっくり楽しむことを繰り返す中で、同じ遊びをしている子ども達同士興味を持って関わろうとする姿が見られています。積み木遊びを通じて共通のイメージを持ったやり取りも少しずつ見られるようになりました。

この日もふと同じ空間での遊びが始まりました。「いっしょに作ってるんだー」と保育者に伝えてくれる子もいました。

 

積み木を立て掛けて組み立てると「トンネルみたい」と「トンネルだ~!」とイメージが自由に行き交うことに楽しさを味わいながら子ども達同士でのやりとりが増えていました。

 

途中、組み立てていた積み木が壊れてしましました。「かなしいー」という声が聞こえてきました。すると「また作ればいいよ」「また作ろ~もっと作ろ~」と他の子の声。保育者が介入しようかなと思ったタイミングでしたが、子ども達からの声を聞いて少し見守ってみることにしました。そしてその声に耳を傾け、もう1回やってみようとする姿が見られていました。高くなってくると「大丈夫かな」と崩れないか心配する声や「こっちがいいよ」と積み木を積み上げる場所を提案する声も聞こえてきました。

 

お友だちと一緒に何かを作ることを楽しむという発達段階はまだ先の姿ですが、自分が満足するまで遊ぶことを繰り返す中で言葉を交わすことやイメージを共有することにも楽しさを感じ始めているのかなと感じています。まだまだ並行遊びを十分に行えるようタイミングを見て仲介に入りながら過ごしていけたらと思っています。