NEWS

お知らせ

View More

2023.10.26

☆散歩☆

気持ちの良い季節になり、園庭遊びや散歩に行く機会が増えてきました。

そこで今回は各クラスの散歩の様子をお伝えしたいと思います。

 

(ほし組)

     

 

ほし組さんは最近、散歩に行くようになりました。初めて行った時は道中、周りの物に興味津々で目移りしていましたよ。少し進んでは蟻を見て、また少し進んでは蟻を見てとその都度、観察しながらゆっくり公園に向かいました。

 

公園に着くとすぐに階段を上り始めました。近くに行ってみると段差が大きかったからか保育者に手を伸ばして”手伝って”と訴えてきました。「登れるかな?」と言って手を差し伸べると、手を借りながら一段一段ゆっくり上り最後まで登りきることができましたよ。中には手を付きながら自分の力だけで登る子もいました。

 

まだ、歩くことのできない子たちはおんぶで移動しました。風や日差し、葉の揺れる音など様々なことを五感を通して感じています。「まぶしいね」「カサカサって音がするね」と感じていることに共感するようにしました。おんぶされている内に気持ち良くなり、そのまま眠ってしまうことも多いです。おんぶでのお散歩は本当に気持ちが良いようです。

 

 

 

(つき組)

     

 

散歩に行けることを話すと、自ら帽子を探したり、靴下や靴を履こうとしたり、「いきたーい」と積極的に準備を行う姿が見られます。準備をするときに自分で出来そうなことはやろうとする子もいますよ。

友だちとの関りが増えてきているので、手をつないで歩くことが楽しいようです。

宮ノ台公園に行くまでの道で植物や乗り物に気づき、そのことを保育者に「しゅうしゅうしゃ」「オレンジ色!おはな」と伝えてくれます。

 

 

公園に着くと階段の上り下りが好きで繰り返しやっています。その途中で木の実を見つけると保育者に袋をもらい3分の1ほど集めていました。集めた木の実は持ち帰り、保護者の方に嬉しい・楽しい気持ちと共に報告しています。

 

 

(そら組)

      

4月の頃の散歩では「先生と手つなぐ!」と誰が保育者とつなぐかという事が起きていました。今では「〇〇ちゃんとつなぎたい」「○○くん手つなごう?」と友だちとつなぎたいという気持ちに変化しています。たくさんの友だちと手をつなぎたくて長い列になることもありますよ。

 

体力がついてきたり足腰も強くなって公園までの移動時間が短くなりました。それなので、長い時間公園で遊ぶことができています。

 

以前は木の実を見つけると袋に入れて集めるだけでしたが、最近は木の実の皮が剥けることに気づいて皮を剥くことに夢中になっています。また、固くて剥くのが難しいときは「難しい。やって。」と頼んでいましたが、足で踏むとむきやすくなる事に気づいてからは自分で剥くようになりました。その友だちの姿を見て「え?それどうやるの?」と友だちにきき「こうやって足で踏んで剥くんだよ」と教えてもらっていました。

 

 

宮ノ台公園には広場のような開けたスペースがありそこで、保育者や友だちと一緒に追いかけっこをして全身を動かすことも楽しんでいます。自分の体を思うように動かせるようになったそら組さんらしい姿です。

 

子どもたちにとって宮ノ台公園は、散歩先であると同時に、興味を持ったもの、研究したいものを持ち帰り、園庭で研究、実験などをする素材を採集する場にもなっています。園庭遊び、室内での遊びとのバランスを取りながら各クラスで定期的に取り入れていきたいと思います。