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2023.07.27

【つき組・そら組】のり遊びの様子

 

 

今週はつき組・そら組の“のり遊び”の様子について紹介します。

 

つき組、そら組では子どもたちが興味を示した際にいつでも使うことができるよう保育室内にのりを常設しています。チューブのりを、台紙(テープを巻いた厚紙)に出して、子どもたちが十分に感触を確かめて性質や必要な量などを知ることができるようにしています。

 

つき組では台紙に保育者がのりを出してみると、じっと見つめたり触れて確かめる姿がありました。また、指先を使って混ぜたり、指ですくう量を変えてみたりと実験する様子もありました。「やわらかいね」「ベタベタしているね」と感触や様子を共感できるよう言葉にしています。保育者が実際にのりに触れ、折り紙に塗る仕草を行うと子どもたちもその様子を模倣するように紙に塗ったり貼ったりしていました。「くっついたね」等、言葉掛けをしながらのりの感触や様子を丁寧に伝え、興味を深めていけるよう応答的に関わっています。

 

そら組では、最近はのりを使うと物と物がくっつくということに気付き、自由画帳に千切った折り紙を貼ってみたり、廃材の空き箱同士がくっつくかを試してみようとする姿が見られるようになりました。子どもたちがのりに触れていく中で様々なことを発見し、試してみたいという意欲が十分に満たせるよう環境を整えています。また、のりがついた自由画帳を棚の上で乾かす際も「ベタベタしているから乾かそうね」と伝えたり、乾いたら「乾いたかな」と言葉にすることで、時間が経つと乾くのりの性質を知ることに繋がります。子どもたちの気付きに寄り添い、楽しめるような関わりを心掛けています。