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2023.06.20

そら組 室内遊び

お部屋での生活も慣れてきて、自分のお気に入りの場所や遊びを見つけじっくり遊ぶ姿が見られるようになりました。

今回はそら組さんの室内遊びについてお伝えしたいと思います。

〇おままごと

おままごとのスペースでは、エプロンや三角巾を付けて料理に取り掛かる子もいます。フェルトやチェーンリングを食材に見立て、具材を鍋に入れ「今スパゲッティ作ってるからね~」「まぜまぜ…」「ジュージュー!」とイメージを膨らませて集中して作っています。色水ボトルや調味料入れも使って味付けもしてみたり…どんな料理が出来上がるのか、待つ側もとてもワクワクします。よく食材として使われるフェルトは、丸や四角など抽象的な形にすることで、自分たちで考え自由に見立てられるようにしています。

まな板に食材を置いて包丁でトントンと切るときに左手を添えていたり、棚の中をレンジに見立て、時間調節をしてからスイッチを入れる子もいます。お家で保護者の方が作っている様子をよく見ているんだなと思います。生活の中で見たり経験したことを遊びの中で再現しようとしたり、イメージをどんどん膨らませそれを形にしようとする姿が多く見られるようになりました。

おままごとの最中に赤ちゃん人形が登場するときもあります。「あ、ごはんのじかんだよ!」と赤ちゃんを椅子に座らせ、せっせとご飯の準備をすると、赤ちゃんの顔を見つめながらスプーンでご飯をあげたり、「なんで泣いてるのかなー?うんちでた?おっぱいかなー?」とうんうん悩みながらお世話しています。赤ちゃんの顔はあえてシンプルにして、子どもたちが遊びの中で表情を付けて遊べるようにしています。自分が大人にされてきたことを人形を通して再現しています。

〇構成遊び

構成遊びとは、想像したものを試行錯誤して、何かに見立てたり形にして表現する遊びのことを言います。

積み木のコーナーは正方形と長方形の積み木、プラステンを設置しています。発達に合わせて積み木の種類や量を設定し、一人一人が作りたいものを満足いくまで作れるようにしています。最近はお家を作ってお友達や保育者と一緒にごっこ遊びをしたり、沢山の積み木をランダムに積み上げ大作を作ったりと遊びが発展しています。0、1歳児の時に積んだり崩したりを繰り返し十分行っていったことで、そこから何かに見立てて形を作ってみたり崩さないで大きくしてみよう…等々、試行錯誤して遊びの幅を広げています。プラステンも棒に通すところから始まり、紐に通したり積み木に装飾として載せたりと使い方の幅が広がりました。

 

粘土・お絵描き・廃材遊びも子どもたちがやりたい時に遊べるよう設定しています。廃材は最初は解体するのを楽しんでいましたが、のりという道具に出会い、繰り返し使っていくうちに廃材や折り紙を組み合わせてみよう!に遊び方が変わり始めています。

お絵描きは自分の自由帳だけでなく、時々模造紙等も設置してよりダイナミックに描きたいことを表現できるようにしています。

粘土もつぶしたり丸めたり細長くしたりと、自分で思うような形が指先の発達に伴い作れるようになってきました。それぞれ形を組み合わせて、イメージしたものを表現するようにもなりました。「クモ作ってる」と園内や図鑑で観察したクモが印象的だったようで、黙々と作っていました。自分が見たり経験したことがイメージしやすいようで、あらゆる遊びで表現されることが多いです。

 

子どもの感性や表現は、大人が思いつかないようなこともあり感心と驚きの日々です。どの遊びの場面でも、子どもがやろうとしていることや作っているものを大人が決めつけたりしないように気を付け、試行錯誤する様子を見守ったり表現したものを受け止める関りを大事にしています。こうして自分で考える力、表現することの楽しさが養えるように引き続き遊びの環境を整え見守っていきたいと思います。

      

 

「みんなの頭の上にあるものは何?」

 

エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、

「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで

その謎が明かされてゆく

 

プライムスター保育園グループの

保育ショートムービー第二弾!

 

 

ハートの種明かし

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