今週はつき組のクラスの様子について紹介します。

つき組では５つのカテゴリーに分けて子どもたち自身が興味の持ったものを見つけ遊んでいます。

カテゴリーとして絵本、積み木、ままごと(赤ちゃん人形)、戸外活動、その他があります。

ままごとコーナーでは子どもたちが大人の模倣をすることができるよう実際の調理器具を用意し、フェルトやチェーンリング等何にでも見立てることができるよう抽象的な素材を用意しています。子どもたちはフェルトやチェーンリングを食材に見立て皿に盛りつけるようにしたり、フライパンやボウルに入れトングで混ぜ、料理をするような姿が見られます。また、赤ちゃん人形では子どもたちが信頼できる大人から受けた愛情を自分も人形にしてあげるという経験を通して自分が大切にされているということを感じられるようにしています。子どもたちは赤ちゃん人形にカップに素材を入れたものをミルクに見立てて飲ませてあげたり、抱っこをしてお世話をするような姿が見られます。

積み木コーナーでは木そのものの素材が感じられるよう色のないものを用意しています。

絵本コーナーでは子どもの興味や発達に合わせたものを設置しています。子どもたちは絵本の中の知っている食べ物の名前や言葉を発したり言葉に合わせて身振りで表現するなど絵本を保育者と一緒に見たりやりとりを楽しむ姿が見られます。

また、子どもたちが自由な環境の中で表現したりすることができるよう、クレヨン、粘土、廃材、テープ等を用意しています。

子どもたちのしたい遊びを満足するまで行えるよう一人一人のパーソナルスペースを十分に確保したり、玩具の配置を整えたりしながら関わっています。子どもたちの遊びのイメージに寄り添い、遊びが広がるよう応答的な関わりや援助を行っています。