2023.04.19
食事の様子をお伝えします。
慣らし保育も終わり、慌ただしかった環境が少しずつ落ち着いてきたように感じます。
今回は保育園での食事についてクラスごとにお伝えしたいと思います。
〇ほし組
園で初めての給食は、慣れない場所や食事に不安な表情を見せていました。
“おなかすいたよ”のサインに合わせて、保育者が「おなかすいたね」「おいしいね」と言葉を添えながら授乳を積み重ねていくと
次の日の給食では、保育者が口元に持っていくとぱくっと一口を食べるように。心地よい関わりから安心して、”食べてみたい”の
気持ちになったのですね。今は一口食べると”もっと！”と保育者と目を合わせながら気持ちが満たされるまで食べています。
子どもの生理的欲求に合わせて授乳や給食がとれるよう保護者の方と情報共有しながら、温かい関わりをしていきたいと思います。
〇つき組
つき組さんはごはんを食べることが大好きで、保育者が準備をし始めると「ごはん！！」と嬉しそうにテーブルに集まって
きます。好きな物からスプーンや手づかみで食べ進め「おいしい！」と保育者と目を合わせたり「きゅーり！」と食材を手
に取って見せてくれます。子どもの「おいしい」に共感したり、「キュウリ入ってたね」「食べるとシャキシャキ音がするね」
など、五感を使って食材を味わう経験ができるように言葉を添えて食事を見守っていると、保育者とのやり取りに心地よさを感じ
にこにこと満足するまで食べ進める姿がありますよ。
また、子どもの咀嚼や嚥下、食べやすさを考慮して個々に合わせた食事提供をしています。ご家庭での食事の様子を伺いながら
食べ進め方を情報共有できたらと思っています。
〇そら組
そら組さんは空腹を保育者に伝え一緒に準備をする子、まだ遊んでいたい子と様々です。
「食べたくなったらおいで」と伝え待っていたり興味を持てるような言葉掛けをしていくと「手を洗う」と言って次第に食べる準
備に向かっています。
食事の時は「今日カボチャ入ってるよ！」「スープおいしいね」と保育者やお友だちとやりとりを楽しみながら食べ進めて
います。お友だちや保育者と一緒に食べるのが楽しい！心地良いと感じ、食への意欲にも繋がっていることを感じます。
また、手が進まない食材もお友だちが美味しそうに食べている姿を保育者と一緒に見て、「おいしそうに食べてたね」「シャキ
シャキいい音がするよ」と言葉を交わすと、”食べてみようかな…”と口に運ぶ姿も見られます。
保育園では完食を目標にしていません。沢山食べたから凄い、苦手なものを食べたから偉いねではなく
“いっぱい食べて幸せ” “満腹感” “幸福感”を味わえるという意識で子どもたちと食事の時間を共有しています。
そうするために安心して食べられる環境を整えたり、子どもの”おいしい”に寄り添った言葉がけを心掛けていきたいと思います。
食事で困っていることがありましたら気軽にご相談くださいね。
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