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2022.11.19

【ほし組】ごっこ遊び

夜の気温がぐっと下がり、草花に朝露がつくようになりましたね。

今週はほし組の子どもたちの様子についてご紹介します。

 

コーナー設定がされている環境のなか、子ども達は日々自分の好きな遊びを選び、玩具と色々な関わり方を試しながら遊んでいます。

ひっくりかえしたり落としたり、出したり入れたりすることが楽しい時期ですが、同時に象徴機能というイメージする力の育ちと共に、少しずつ「ごっこ遊び」を楽しむようにもなってきました。

 

ごっこ遊びは、大人が使っている物、していることに魅力や憧れを感じて模倣したり、生活や経験したことを取り入れて再現しようとするあそびです。

ごっこ遊びを通して、子ども達は道具の使い方や生活の仕方、必要な言葉等、生きるために必要なことをたくさん獲得していきます。

  

保育園では、大人が使うような食器類や、フェルトやチェーン等の抽象的な食材を用意しています。

手指の細かい動きよりも、全身を使った大胆な動きの方が得意な年齢なので、道具は小さすぎず、扱いやすい大きさのものを揃えているのもポイントです。

食事の場面で食具に興味を持ち始めていることもあり、最近はレンゲで食材を掬って「あむあむ」と食べるふりをすることが楽しいようです。

保育者が「いただきます」「おいしいね」とイメージに寄り添った声掛けをしていくと、手を合わせて挨拶をしたり、「んー!」と声を上げて美味しさを表現したりしています。

保育者と一緒に「どうぞ」「あーん」と食べさせ合うやり取りも楽しんでいますよ。

近くの子どもとやり取りを求めて自ら食具を差し出す姿もあり、保育者も側で仲立ちをしながら、子どもたち同士の関わりを温かく見守っています。

 

子ども達が大好きな戸外でも、同じようにごっこ遊びを楽しめる環境を整えています。

 

室内と同じ食器類に加え、戸外にしかないバケツや中華鍋といった道具も用意しているので、道具の探求にも夢中です。

じっくり観察しながら、ふと保育者が使っている姿を見つけると、自分も同じようにやってみようと一生懸命試しています。

  

戸外にある落ち葉や花、土や水、石などの様々な自然の恵みは、子ども達が遊ぶための大切な素材になります。

直接手に取り、関わり合いながら、混ぜたり器に入れたりと遊びに取り入れて楽しんでいます。

水と土を混ぜて泥になる変化を楽しんだり、落ち葉と土を器に入れて料理のしてみたりと、道具は同じでも素材が違うので、あそびの幅が広がり、子ども達も夢中になって色々なことを試しています。

玩具だけではなく、身近にあるものや環境をあそびに取り入れるのも子どもたちのすごいところです。

排水パイプを水道に見立て、「じゃーじゃー」と言いながらコップに注ぎ、飲む仕草をする姿もありましたよ。

 

太陽の光や心地よい風、鳥の鳴き声や虫との出会いなど、自然の豊かさに囲まれながら遊ぶことで、室内とは違った心の動きや雰囲気を味わいながら過ごしています。

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

「みんなの頭の上にあるものは何?」

 

エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、

「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで

その謎が明かされてゆく…。

 

プライムスター保育園グループの

保育ショートムービー第二弾!

 

 

♡ハートの種明かし♡

https://www.youtube.com/watch?v=OP-42fdGT78