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2022.06.24

【6月室内装飾】入梅

今週は6月の室内装飾についてご紹介します。

今月の装飾は6月11日の「入梅」をテーマに、梅雨の象徴的な花である紫陽花と、梅の実を飾りました。

 

入梅を迎えてからというもの、雨空が多くなってきましたね。

この時期は梅が黄色く色づく時期でもあり、梅が熟す頃の雨ということで「梅雨」といわれているそうです。

どんよりとした天気に気が滅入ることもある季節ですが、植物はこの恵みの雨を受けてぐんぐん成長していきます。

あそびの森や園庭のすぐ側に咲いている紫陽花の花も、雨の恵みを受けて日に日に色づき、子ども達もその変化を保育者と一緒に楽しんでいました。

 

☆そら組

紫陽花の花を見ながら「もっと近くで見たいな」「触りたいな」と話していたこともあり、保育者が装飾をお部屋に持ってくると、嬉しそうに観察を始めました。

紫陽花にそっと触れて「ふわふわだー」と感触を楽しんだり、顔を近づけて匂いを確かめたり、納得のいくまで自分なりの方法で関わる子どもたちと一緒に、保育者も味わっていきました。

発見や感動をめいっぱい楽しむと、今度はその心の動きを表出するように、画用紙とクレヨンを持ってきて絵を描き始める姿も見られました。

  

 

紫陽花だけではなく、梅の実も手に取って観察していました。

梅の実からふわっと漂う香りを、「すっぱい!」「あまいにおいがするね」と自分なりの言葉で表現し、伝え合っていました。

実を強く押すと果肉や汁が出てくることに気付き、「ジュースが出てきた」と保育者に驚きを伝えながら、どこまで出てくるか何度も押して実験する姿もありました。

 

☆つき組

つき組の子どもたちも、保育者と一緒に観察を楽しんでいました。

紫陽花に触れたり、図鑑と見比べたりしながら楽しむ中、窓の外に咲いている紫陽花の事を覚えていた子が、窓を指差して「あじさい」と保育者に教えてくれる場面もありました。

保育者と抱っこで外を見ていた時のことを思い出したのですね。

 

保育者も子どもたちと一緒に観察をしながら、「梅の実、こっちは柔らかい。こっちは硬いね」と言葉にして伝えると、硬さの違う梅を両手に持ってコンコンと当てて確かめる子どもの姿もありました。

  

 

梅の実を観察する中で、「おいしー(そう)」と呟くかわいらしい姿も見られました。

子どもなりに「食べ物なのだろう」と考えての言葉だと思うと、そのほほえましさに思わずこちらも笑顔になってしまいます。

 

絵本や図鑑で見知っていたり、遠くから見ていたものを直接触って確かめる中で、温度や手触り、においや色、大きさや重さなど様々なことを感じ取っている様子でした。

 

本物に触れる経験は、子どもたちが感じている世界をより具体的に、より豊かにしてくれます。

それだけではなく、大好きな大人とその面白さや美しさを共有していくことで、人と心が通い合う喜びを感じたり、身近なものに興味を持ち探求する力など、様々な力が育つのです。

 

たった一言、「ほんとだね」「とてもきれいだね」と心から共感することが、子どもたちの大切な育ちを支えているのですね。

今後も子どもたちが本物に触れることができる環境を作り、発見や感動を温かく受け止めていきたいと思います。

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

「みんなの頭の上にあるものは何?」

 

エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、

「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで

その謎が明かされてゆく…。

 

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