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2022.05.17

5月の室内装飾と愛着関係を育む保育士の関わり

<5月の室内装飾「季節の花と旬の果物」>

4月に比べると気温も上がり、より過ごしやすく、外に出る機会が多くなってきます。5月とはいえ、夏並みの気温まで上がることもありますね。汗をかきやすくなる時期です。水分補給や体調管理に配慮した暮らしをしていきたいですね♪

今月の展示物は季節の花と旬の果物です。

アイリス(花菖蒲)、枇杷(びわ)、カーネーション、子ども達が摘んでくれたツツジ

アイリス・・・春から初夏にかけて花びらの中心に黄色いラインがあり、紫や白い花を咲かせるアヤメ属の植物。アヤメ科の多年草でアヤメ、花菖蒲、カキツバタ、ジャーマンアイリスなど様々な植物の総称したものとされています。

枇杷(びわ)・・・バラ科ビワ属の常緑高木。花は11月~2月に甘い香りがする白い花を咲かせます。実の形は楽器の枇杷に似ていて、表面に産毛があり、中央に大きな種が数個あるので食べられる果肉の部分は少ないですが甘い香りと味がします。

 

<愛着関係を育む保育士の関わりについて>

私たち保育園では、愛着形成を土台に保育をしています。愛着形成とは子どもが不安な時に親や身近にいる信頼できる人にくっつき安心しようとする行動に対し、大人が受容的に関わり子どもの思いを満たしていくことで特定の人(保護者や保育士など)が心の拠り所となり、安全基地となることができる関係性のことを言います。その人がいれば、自分は安心だと感じて心も安定し、のびのびと成長することができます。

愛着形成の基本は子どもの感情に寄り添い、欲求を満たすことから始まります。子どもが感じる不快をタイムリーに快にし続けることで「いつも自分を見ていてくれる」「いつも助けてくれる」という安心感が愛着形成の構築に繋がります。例えば、オムツ替えでは「おしっこでたね、オムツを替えてさっぱりしようか」と不快である状態に気が付き、すぐに新しいオムツに替えることで「さっぱりして気持ちが良い」と快の状態になった事を経験します。お腹が空いて泣いている子には「お腹空いたね、ご飯食べようね」と思いを受け止めて食事の準備をし、そばに付いて「おいしいね」等と共感する温かい言葉をかけながらお腹が満たされていく満足感を知ります。

子どもは自分が受け入れられているという実感をもつことで、自分のしたいことを伝え、人の話を聞く意欲が生まれます。それは乳幼児期のコミュニケーションの基礎となり、こころの育ちの土台となるのです。自分がかけがえのない存在であり、周囲の大人から愛され受け入れられ、認められていることを実感し、自己肯定感を育んでいきます。

このような特定の大人との情緒的な絆を獲得することで、次第に少しずつ安全基地から離れ、探索し、世界が広がり、自立へと繋がっていくのです。乳幼児期の愛着形成は、子どもが大人になった時に影響を与える程重要なものです。

私たちは応答的で受容的な関わりをもちながら、発達に合わせた環境を設定し、子ども1人ひとりの成長に繋がる質の高い保育を目指し提供していきます。

 

 

 

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「みんなの頭の上にあるものは何?」

 

エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、

「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで

その謎が明かされてゆく…。

 

プライムスター保育園グループの

保育ショートムービー第二弾!

 

 

♡ハートの種明かし♡

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