2022.05.02
4月の装飾「穀雨」
日本には1年を24分割し、それぞれに季節を表す言葉をつけた二十四節気という季節の呼び方があります。そのうちの一つが穀雨(こくう)であり、例年4月20日頃であるとされています。
穀雨は「種まきや田植えの時期に降る雨」という意味です。
この時期の雨は「百殻春雨(ひゃくこくはるさめ)」とも呼ばれており、あらゆる穀物を潤し育てる恵の雨と考えられてきました。 作物を上手に育てるためには、この穀雨の前に種まきを終える必要があります。そのため昔は穀雨を目安としての作業の準備が行われます。
雨の日は鬱陶しく感じることもありますが、春の雨は作物や花にとっては大切なものなのでしょうね。桜は散りましたが、これから春の花が開花していく時期です。雨上がりの色鮮やかな花の色を子ども達と楽しむのもいいですね。
保育園の玄関にはチューリップ、スイートピー、そらまめ、玉ねぎを飾りました。
4月の季節の歌として『チューリップ』の歌に親しんでいたこともあり、チューリップと聞くと手でチューリップをつくって体を揺らしている子どもがいました。チューリップを実際に見られたことで、子どもの中で歌と花が結びついた素敵な場面が見られました。植物の図鑑でも実物と照らし合わせ、さらに結び付けられるように関わりました。また、チューリップを上からのぞいて、花の中はどうなっているのか観察することもできました!
そらまめを触っていた子どもは、保育者と一緒に感触を確かめ、「ふわふわだね」「お豆さん、ここにいるね」と観察したことを代弁することで感情や発見に寄り添いました。すると、「踏んだらどうなるのか」と疑問が浮かんできたようで、実際に確かめていましたよ。子どもの思い付きを受け止め、好奇心を満たせるようにやりたいことを保障しています。
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「みんなの頭の上にあるものは何?」
エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで
その謎が明かされてゆく…。
プライムスター保育園グループの
保育ショートムービー第二弾!
♡ハートの種明かし♡
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