2022.03.26
つき組さんの1年間
今回は、つき組さんの1年間の成長を振り返っていきたいと思います。
進級当初は、新しい環境に少し不安な表情を見せていた子どもたち。
保育者が、その気持ちを受け止めあたたかい関わりを続ける中で次第に安心感を持ち、周囲の物や他児に積極的に関わっていく様子がみられるようになりました。
戸外では、様々な草花や虫など、四季折々の自然に触れ探索活動を楽しんでいます。
4月頃は虫や土を触りたくない姿がありましたが、今では「みて!ダンゴ虫いたよ!」「青いお花があったよ!」等、自ら触り発見を伝えてくれています。
体力がつき体幹もしっかりとしてきたことで存分に身体を動かしながらたくさん走ったり、急な斜面を登る、ジャンプをする等全身を使って繰り返し遊ぶ姿がみられています。
室内遊びでは、おままごとや積み木、粘土などで見立て遊びをすることを好み、
子どもたちが自由に想像を膨らませ、それぞれが思い思いのものを作りあげながら
夢中になって遊んでいます。
保育者に自分の思いを十分に受け止めてもらう経験を積み重ねることで
自分以外の他者の存在に気づきはじめました。一緒に過ごしていくなかで、近くにいる子ども同士が同じ遊びや表情をし、お互いに顔を見合わせ笑い合っていることもあります。
また、自分の赤ちゃん人形を、おんぶや抱っこをしたりミルクやご飯をあげる、排泄をかえる等といった
お世話をしています。
大人をモデルとし、取り込みながら遊んでいますよ。
基本的生活習慣も、自分でやってみようとする意欲が芽生えてきています。
着替えたり、手を洗い清潔になったことを「すっきりしたね」「さっぱりしたね」と言葉にして伝えていくことで
きれいになったという感覚に気づけるよう関わっていきました。
一人での着替えや靴を履くことはまだ難しいこともありますが、”自分でやってみたい”という気持ちを尊重し、あたたかく見守っています。できないところは、「こうしたら良いかな?」と伝え、さりげなくお手伝いすることで自分でできた!という喜びを感じ満足そうな表情をみせています。
1年間、子どもたちなりに試行錯誤を繰り返し、できるようになったことが増えました。
そのようなたくさんの成長を間近で感じられることを、とても嬉しく感じた日々でした。
園の保育や運営にご理解とご協力をいただき、ありがとうございました。
あと少しになったつき組での生活ですが、体調を整えていきながら一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。
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「みんなの頭の上にあるものは何?」
エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで
その謎が明かされてゆく…。
プライムスター保育園グループの
保育ショートムービー第二弾!
♡ハートの種明かし♡
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