2021.11.05
【10月装飾】旬
10月の装飾は、この季節に旬を迎える「柿」と「紫式部」を飾りました。
「柿」が実ると、秋らしさを感じますね。
柿はビタミンCが豊富で、風邪の予防にもなるといわれています。
寒くなっていくこの季節には、ぴったりの果物です。
「紫式部」は、近縁種である「小紫(こむらさき)」のほうが普及しているといわれています。
自然界では珍しい、紫色の果実が実ります。
紫式部はあそびの森にもあり、実を集めたりおままごとに使ったりと子どもたちにも親しみのある植物でしたが、実は名前は明らかになっていませんでした。
保育者が朝の会で名前を伝えると、それまでなんとなく触っていた植物が美しい名前を持つということを知り、図鑑で調べたり、実際にあそびの森で探してみたりと、積極的に関わろうとする姿が見られました。
子どもたちがあそびの森から持ってきてくれた紫式部を飾っていると、「あそびの森でとってきたんだよ!」と保護者の方に嬉しそうに伝える声も聞こえてきましたね。
柿も子どもたちが実際に手に取って、においや感触などを観察していました。
飾ったばかりの頃は硬かった柿も、触っていたり、日が経つにつれて柔らかくなっていくことに気付きました。
果実が柔らかくなり甘くなっていくことを「熟す」「熟れる」と言うことを伝えると、新しく出会った言葉を理解しようと呟いたり、友達に一生懸命伝えようとしていましたよ。
本物に触れ、名前や大きさ、色、性質などを知ることで、より探求心が深まり、様々な方法で試したり確認したり、たっぷりと研究が行われていました。
子どもたちは安心できる大人との関係性を基盤に、「こうしたらどうなるかな」「試してみたいな」という意欲を持って周囲のものに関わり、働きかけています。
今後もそうした意欲に寄り添い、ひとりひとりが満足するまであそびに没頭することができるよう、環境を整え、関わっていきたいと思います。
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