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2021.07.08

【2~5歳児】うどん作り

 先日7月2日(金)に、2歳児クラスから5歳児クラスまでの子どもたちと一緒にうどん作りを行いました。

 

 事前にうどん作りの日程や作り方を伝えていたこともあり、当日は嬉しそうにエプロンと三角巾、マスクを身に着けて、期待いっぱいの表情で取り組んでいましたよ。

 

 各クラスそれぞれのタイミングで、発達に合わせた工程を楽しみながら経験できるよう進めていきました。

 

【ゆめ組】

  ゆめ組の子どもたちは、うどんの生地を作るところから切るところまで自分たちで行いました。

 

調理の先生が説明を始めると、 これから自分たちが行う調理工程に興味を持ち、真剣に耳を傾けています。

 

調理の先生に教わった通り、ボウルに入っている粉が飛び出ないようお水をやさしく入れています。ボウルが動いてしまうことに気付いた子が、両手でそっと押さえてくれました。

 

水と塩を入れて捏ねていきます。最初はなかなか固まりませんでしたが、試行錯誤をするなかでコツをつかみ、少しずつ生地ができてきました。

 

うどんを足で踏む工程では、足の裏で感じたうどんの感触に驚いて思わず保育者と顔を見合わせる場面もありました。「どんな感じがする?」と聞かれると、「ぐにゃぐにゃしてる!」と不思議な感触にくすぐったそうにしながら、一生懸命踏み続けていました。

 

麺棒で生地を伸ばしたあとは、保育者と一緒に包丁を使ってうどんを切っていきました。慎重に、「猫の手」でゆっくりと切っていましたよ。

 

【そら組】

 そら組とにじ組の子どもたちは、保育者が小麦粉を捏ねている様子を観察した後、ひとりひとり生地を手に取って自由に触れて楽しみました。

 

ゆめ組のお兄さん、お姉さんたちが始めたうどん作りをじっと見つめている姿もありました。

 

保育者と感触や発見を言葉で共有しながら、楽しそうに捏ねています。普段遊んでいる「粘土」と感触が似ていることも面白いようでした。

 

「ふみふみ」と保育者と一緒にうどんを踏んでいきます。どんどん平たくなっていくうどんの生地に興味を持ち、つんつんと指先で触るかわいらしい場面もありました。

 

【にじ組】

少しずつ手先の細かい動きができるようになってきていることもあり、うどんの生地に対しても積極的に、様々な方法で関わっていました。

 

塊を掌全体で捏ねる子もいれば、指先で小さくちぎって丸めたり、細長く伸ばしてみたりと、夢中で試しています。楽しみながら手指の細かい動きの経験を重ねていました。

 

【ひかり組】

 ひかり組の子どもたちは、自分たちで生地を捏ね、足で踏むところまで取り組みました。

 生地が出来上がったあとは、子どもたちの前で保育者が生地を伸ばし、包丁で切っていきました。

 

粉だった小麦粉が少しずつ変化して固くなっていく過程に興味を持って、夢中で捏ねていました。子どもたちが五感で感じていることを保育者も言葉にしながら共有していくことで、より気づきが深まるよう関わっています。

 

「なんか固まらないんだよなぁ」と呟いていた子どもたちの姿もありましたが、保育者が「隣のテーブルの子たちはこんな風にやってたよ」とさりげなく伝えると、「こうかな?」と言いながらお友達の捏ね方を模倣しようと試行錯誤を繰り返し、無事生地ができあがりました。

 

 各クラスが作った生地は子どもたちが調理室へ届け、その後おやつとして提供しました。

 自分たちで作ったうどんということで、「早くこないかな」「もう手を洗って待ってよう」ととても楽しみにしていましたよ。

 


「これは細い、こっちは太い!」「おいしいね」「なんだかお餅みたい」と様々な感想が聞こえてきました。とてもいい表情で食べていますね。

 

 うどん作りを通して、食材の性質や変化の様子などを実際に観察するとともに、作る過程の楽しさや大変さなども実感している様子でした。

 

 自分たちが普段食べている食事がどのように作られるのか、どんな人や道具が関わっているのかを知ることで、子どもたちが食べることに意欲を持てるよう今後も関わっていきたいと思います。

 

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