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2020.09.18

9月の室内装飾

今月の室内装飾のテーマは、お彼岸です。

     

菊・おはぎ が飾ってあります。

       

お彼岸とは、春分の日、秋分の日を中日とする前後7日間のことです。

この時期、仏教では極楽浄土に想いをはせ善行を積むべき、大切な時期とされています。

一般的には、お寺の法要に参加したり、お墓参りに行ったりして、先祖や故人を偲び供養します。

その時におはぎやぼたもちをお供えします。

「ぼたもち」と「おはぎ」は同じものです。

春は牡丹(ぼたん)の花から「ぼたもち」、秋は萩(はぎ)の花から「おはぎ」と呼ばれます。

ぼたもちやおはぎの材料であるあずきの赤い色は「魔(ま)をはらう」とされていて、ぼたもちやおはぎを食べることで、「悪いものが入ってこないように」という意味が込められています。

 

ほし組は、装飾を部屋に持って来ると、「あ!」と指差しをし興味を示し、花をじっと見つめたり、手を伸ばしたりする姿が見られました。

     

おはぎにラップの上から触れ、感触を確かめる姿も見られました。

    

「お花きれいだね」「おはぎ柔らかかったね」など分かりやすい言葉で声を掛け、関わるように心掛けています。

   

つき組では、みんなでお花を見ると、みんな手を伸ばして花びらに触っていました。

おはぎを見ると「あーっ」と言いながら指差ししていました。

    

そのうち、鼻を近づけていたので「おいしそうなにおいがするね」と声を掛けると手をあおいで匂いを嗅いでいました。

     

みんな嬉しそうな顔に変わり、秋を感じることができました。

これからも興味が広がるような声掛けで関わっていきたいです。

    

そら組は、散歩に行くときに装飾を見ました。

菊の花を見て、「かわいいね」「きれいだね」と言い、お友達と好きな色を言い合ったり、花に触れ興味を示していました。

     

おはぎを見ると、「これなーに?」と保育者に聞いたり、「あんこ?」など知ってる名前を言う姿も見られました。

     

菊、おはぎの名前を伝えると、保育者の言葉を繰り返し、お友達に伝えたりしていました。

お友達とのやり取りを大切にしながら保育者が気持ちを代弁したり、援助しながら過ごしています。