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2019.08.17

8月(葉月)の装飾

13日(火)から、8月(葉月)の装飾を玄関に設置しています。今月のテーマはお盆です。

7月15日または8月15日を中心に行われる先祖の霊を祀る一連の仏教行事で、旧暦の頃は7月15日を中心に行われていましたが、現在では都市部を中心に7月に行う地域が多いようです。農村部では農作業の関係から月おくれの8月か旧暦7月に行うところが多く、また西日本にも旧暦の名残で8月に行うところが多く見られます。盆行事の中心は、先祖の霊を迎えて供養することであり、13日の夕方に迎え火を焚くことから始まり、16日の送り火に終わるとされています。

 

〈茄子、胡瓜、ほおずき、野の花、真菰〉

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なすときゅうりには、割り箸を4つ付けてあり、「きゅうり」の馬と「なす」の牛がご先祖様の乗り物といわれています。

足が速い馬は、「ご先祖様があの世から早く帰って来られるように・・・」

ゆっくり歩く牛は、「ご先祖様がこの世からあの世へゆっくり戻って行けるように・・・」等といった思いが込められているようです。

 

ほし組のお友達は、興味津々な様子で手を伸ばしていました。胡瓜の馬を握ったり、ほおずきに触り、ボールの様にポイっと投げてみたりしていましたよ。

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そら組のお友達は、「これはお馬さん、これは牛さん」と胡瓜と茄子を指さしながら、保育者が伝えたことを復唱していました。

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また、大きさの違う3つのほおずきをみて、「これはお父さん、こっちがお母さん、これは赤ちゃん」とほおずきの家族を作っていました。

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盆棚の飾りやお供え物については、地域や宗派によって違いはありますが、この装飾を通して、「ご先祖様を大切にする」という事が、少しでも子ども達に、伝わったらなと思っています。