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2020.10.31

10月の室内装飾「十三夜」

  

 十三夜は旧暦の9月13日〜14日の夜をいいます。十五夜が中国伝来の風習であるのに対し、十三夜は日本で始まった風習。十五夜では月の神様に豊作を願います。十三夜は、稲作の収穫を終える地域も多いことから、秋の収穫に感謝しながら美しい月を愛でるのです。

「十三夜」の別名は「豆名月・栗名月・後の月」

十三夜には別の言い方があります。この時期は、栗や豆(枝豆)が収穫できる時期であり、旬のものをお供えしてお月見をしたことから「豆名月(まめめいげつ)」「栗名月(くりめいげつ)」と呼ばれます。また、十五夜に次いで美しく、十五夜の後に巡ってくるので「後(のち)の月」とも呼ばれます。

   

「十三夜」ということで「りんご、柿、さつまいも、栗」を玄関に飾りました。

ほしぐみさんは、興味津々で早速手を伸ばしていました。

栗を両手に持って観察したり、りんごを両手に抱えて嬉しそうな笑顔が見られたり、顔を近づけて「パクパク」と食べる真似をする子もいました。

  

つきぐみさんでは、物の名前を言ったり、「くり!」と普段から楽しんでいる「大きな栗の木の下で」の栗と一致した様子で手で栗の形を作ってみせる子がいました。他にも、「黄色いね」とさつまいもの断面を観察する子や、自分で包丁を持って来て「チョキン!する〜」とお料理を始める子もいました。

  

そらぐみさんでは「いい匂いがするよ」とりんごの匂いを嗅いでみたり、栗の中身が気になった様子で机に栗をぶつけて皮を剥こうとしてみる様子が見られました。お気に入りのぬいぐるみに食べさせてあげる可愛らしい姿も見られました。

各お部屋、五感を使って様々な発見があったようです。子ども達の気づきや発見を自由に表現する姿が見られとても良い時間になりました。