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2021.05.08

5月の室内装飾

今月のテーマは「子どもの日」で折り紙の兜、菖蒲(あやめ)、矢車菊(やぐるまぎく)を飾っていました。

矢車菊は今の季節に咲く花で、こいのぼりの矢車に似ていることからこのような名前になっているそうです。

5月5日は「端午の節供」で、暦の上ではこの日から立秋の前日までが夏となります。端午の節供は五節供の一つで、もともとは古代中国で行われていた菖蒲(しょうぶ)や蓬(よもぎ)で邪気払いをする行事でしたが、平安時代に日本に伝わると「端午の節会」という宮中行事になりました。

その後、武士の時代になると「菖蒲」が「尚武」や「勝負」につながると考えられ、男の子の成長と立身出世を願うまつりとして定着しました。

そして、昭和23年に「国民の祝日に関する法律」で「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日となり、男女の区別なくお祝いをするようになりました。

 

子どもたちと装飾を見てみました。

つき組は、兜は子どもの日に飾るものだということを伝えると保育者の顔をじっと見て話を聞いていて、自分の経験と結びつけて解釈しようとしていました。大きな兜は頭に被せることができることを伝えると、自分の頭の上に折り紙を乗せたりお花に被せてあげる姿がありました。矢車菊を見て、紫のチェーンリングを持ってきて「一緒」と保育者に見せる姿もあり、同じ色だという気づきになっていました。

そら組は、保育室に小さい花瓶に入れていた菖蒲を見つけ、興味を示していたので一緒に観察しました。大きい花瓶の花も持ってくると「綺麗」「青だね」と言いながら触って感触を確かめていました。兜を見ると「お家にもあるよ」と話していた子もいました。

 

子どもの日にちなんだ兜や季節の花を観察し、簡単にですが日本の伝統文化に触れることができました。行事の由来について話をしながらやり取りをして、日本の歴史や行事の意味に興味や関心をもてるようにしていきたいと思います。

 

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