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2021.02.04

2月の室内装飾「節分」

  

 今年の節分は2月2日でした。 節分は「立春」の前日にあたります。立春は暦の上で春が始まる季節のこと。つまり、節分は冬の終わりの日で、翌日から新しい季節が始まる区切りの日となるわけです。 そのため、邪気や悪いものを落として、新しい年に幸運を呼び込むことを目的に、節分という行事が日本各地で行われてきたのです。 2月の室内装飾として、大豆、ヒイラギ、イワシを飾りました。

 

豆 鬼は邪気や厄の象徴とされ、形の見えない災害、病、飢饉など、人間の想像力を越えた恐ろしい出来事は鬼の仕業と考えられてきました。 鬼を追い払う豆は、五穀の中でも穀霊が宿るといわれる大豆です。

大豆を見た子ども達は、「これ、鬼は外のやつ?」と保育者に伝える子や、豆に皮が付いている事に気付き薄い皮を一つひとつ剥いてみる子もいました。

  

ヒイラギ、イワシ 鬼は、鰯(いわし)の生臭い臭いと、柊(ひいらぎ)の痛いトゲが大の苦手とされています。そこで、鰯の頭を焼いて臭いを強くしたものを柊の枝に刺し、それを玄関先にとりつけて、鬼が入ってこないようにする風習があります。

 

「このチクチクが鬼さん嫌みたいだよ」とヒイラギについてや「イワシの匂いも臭くて苦手みたい」とイワシのお話しをしてみると、「チクチクやだ!」とヒイラギのトゲを見て険しい表情を見せる子や、イワシの匂いを嗅ぎ、「僕は平気だよ」と保育者に伝える子もいました。

他にも、イワシを観察していたそら組のお友だちは、「こんなの出てきたよ〜!!」とイワシの骨を発見していました。手がイワシの匂いがすると気付き、匂いを嗅ぐ子もいました。

 

2月2日は節分の行事食として、給食に恵方巻、おやつにきな粉大豆が出ました。保育者と会話を楽しみながら「美味しい!」と満足そうな表情が沢山見られましたよ。

連絡帳や送迎の際、「家で豆まきをしました」「夕飯に恵方巻を食べました」など様々なエピソードをお聞きすることも多くありました。日本の行事に触れる良い機会になったようですね。

 

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