2019.11.22
11月の室内装飾~七五三~
11月の室内装飾は七五三をテーマにしています。

榊、柿、髪飾り、写真には写っていませんが赤飯を展示していました。
髪飾りを手に取り、「キラキラしててきれいだね~」「頭に着けるんだよね」と子どもたちも興味津々な様子。
着物を着てお祝いした、というお話もありました。
七五三は、子どもの成長をお祝いし、元気に育つよう願う日です。
昔は今のように病院がなく、薬がなかなか手に入りませんでした。そのため7歳くらいまでは病気にかかりやすかったそうです。
そこで、子どもたちが元気に育つように神様にお願いする儀式を行っていた事が、今の七五三へと受け継がれています。
3歳:「髪置き」髪を伸ばす儀式
5歳:「袴着」袴をつける儀式
7歳:「帯解き」着物を留めている紐を帯に変える儀式
これらがもとになっているようです。
また、七五三でお参りした時にいただくことが多い千歳飴は江戸時代に飴屋さんが考えたもので「長生きできますように」という願いを込めて細長く作られています。
子どもが無事に成長した感謝の気持ちと、今後の健やかな成長をみんなで祝う日本の行事。これからも大切にしていきたいですね。