2020.10.30
10月の室内装飾
今週は、10月の室内装飾について紹介します。
テーマは、十五夜と十三夜です。
栗、さつまいも、月見団子が飾ってあります。

十五夜の後には、「十三夜(じゅうさんや)」という日本古来のお月見の日があります。
新暦では、十五夜と同様に十三夜も毎年ちがう日になります。
十五夜は新月から数えて15日目で満月、もしくは満月に近い月。
同様に十三夜は新月から数えて13日目で、満月には少し欠ける月です。
十五夜と対をなすのが十三夜。
この2つを合わせて「二夜の月」とよびます。
十五夜は収穫した芋を供えることから「芋名月」ともいい、十三夜は栗や豆の収穫の時期なので「栗名月」「豆名月」ともいいます。
ほし組では、装飾を保育室に持ってきて見ました。
何だろうと不思議そうに手を伸ばし、手に取ったりしていました。

団子を掴んで食べるような仕草もしていました。

「丸いお団子があったね」「大きいさつまいもだね」など、具体的な形や大きさを言葉にして伝えるようにしていきました。
つき組では装飾を見ると興味津々。
さっそく栗を手に持ったり、団子を触り、感触を確かめる姿が見られました。

「月見団子とさつまいも、栗だよ」と指差しをしながら声掛けをしました。
栗は、つき組のお友達が見ている『くだもの』という絵本に出てくるので「絵本でも見たことあるね」と前に見たこと、経験したことと繋がるよう声掛けしました。

これからも興味、発見が深まるように関わっていきたいと思います。
そら組の子どもたちは、栗やさつまいもを見ると、手に取り、振ってみたり、撫でてみたり、握ってみたりと感触を楽しむ姿が見られました。

月見団子は、ラップの上からそっと触れ、「ふわふわだね」などお友達と感想を言い合っていました。

「月見団子だよ」など名前を伝えたり、「栗の皮は、ツルツルしているね」など感触を言葉にして代弁したり、食材を通して、食事に興味が持てるようにしています。
また、子どもたちの気付きや発見を大切にし、共感しながら過ごしていきたいと思います。