NEWS

お知らせ

View More

2020.01.16

1月の室内装飾

今月の室内装飾のテーマは『お正月と鏡開き』です。

鏡餅・ゆずりは・橙・千両・松を飾りました。

正月とは1年の1番初めの月のことを言いますが、一般には年初の諸行事のことをさします。1月を正月と呼ぶのは「正」が年の初め、年の改まる意味であることに由来します。また、稲が実って一巡する期間を「年」と言いました。

鏡開きでは、正月に供えた鏡餅を食します。1月11日に行うのが通例です。鏡餅は刃物で切ることを忌み、手や槌で割ります。そのため、「切る」とは言わず、縁起を担いで「開く」と呼ぶ習わしがあります。砕いた餅をおしるこなどにしていただきます。

手や槌で割ることを伝えると、早速「わってみよう!」と目を輝かせる子どもたち。最初は、少し離れたところから、保育者が金槌で、コンッ!コンッ!と割ろうとするのを見守っていました。…しかし、金槌だと割れず、手で割ってみることに。

想像以上に硬い鏡餅に、子どもも保育者も少々苦戦しながら、ヒビが入っているところから割っていくことができました。

鏡餅の上に乗っている橙、「これ、何だと思う?」と子どもたちに尋ねると、「オレンジ!」「みかん!」「ゆず!」「れもん!」と口々に答える子どもたち。やはり、「だいだい」は、初めて聞く言葉である子が多いようでした。


夢中になって割っていく子どもたち。あっという間に一口サイズのお餅になりました。

「これ~!これと、いっしょ!」と、お部屋に置いてある『おもちのきもち』の絵本を持ってきてくれたつき組さん。よく気付くなあ、と毎度感心させられます。絵本で見た物と、本物を見比べる経験は、これからもたくさん積み重ねていきたいですね。

千両は、「おまめ!おまめ!」と赤い実の部分に触れたり、採って集めたり。秋に公園で楽しんだ木の実集めを思い出しながら、じっくりと触れていました。