2021.01.29
雪
日陰に霜柱や薄氷ができるようになり、先日も一段と冷え込み雪が降りましたね。
冬ならではの贈り物に、子どもたちの「わぁ、雪だ!」とはしゃぐ声が各クラスで響きました。

たくさん降ってくる牡丹雪に、「だ!」「あ!」と喃語を話しながら指をさし、身体を上下に揺らして大はしゃぎです。保育者と同じ方向に視線を向けて同じものを共有することで、見ているものと「ゆき」という言葉が結びつくとともに、「もっと伝えたい」という意欲が高まり、たくさん発声を繰り返していました。


「屋根が白くなってるよ」「車が濡れてる」と、雪が降ったことで変化した戸外の様子を豊かな感性で感じ取り、知っている言葉で表現しようと一生懸命話す姿がとても微笑ましかったです。

「見て―!」と降り積もった雪を手に、その冷たさや感触、色など感じ取り、子ども同士の会話が豊かに広がっていました。

手が冷たくなってしまった友達に、「これ使っていいよ!」と手袋を貸してあげようとする姿もありました。5歳児さんらしい、親しみのある相手を思いやる姿ですね。

保育者の言葉から「雪の結晶」であることを知り、どんな形をしているのかと目を凝らして観察していました。
積もったら雪合戦やりたいな、と話す場面もありましたが、翌日は晴れて雪は溶けてしまいましたね。
それでも雪を見た経験は心に残っていたようで、「昨日雪降ったよね」「冷たかったよ」「今日は溶けちゃったんだね」と、自分が経験したことを知っている言葉で一生懸命表現しながら、翌日も子どもたちの間で嬉しそうに話す姿がありました。
こうした自然ならではの事象で得ることができる経験が、子どもたちの感性を豊かに育み、様々なことに気付く力が身に付いていきます。
今後も子どもたちと一緒に季節や自然の不思議さを感じていけるよう、私達保育者も五感を磨きながら関わっていきたいと思います。
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