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2020.09.03

ほし組の様子

今回はほし組の様子をお伝えします。

最近、ほし組さんはその他の遊びのカテゴリーであるぽっとん落としや、手作りの壁掛け玩具など、指先を使った遊びをする姿が盛んに見られます。ぽっとん落としでは、四角や丸い形をした穴に入るよう、手首の角度を変えながら、自ら考え、入れようとする姿があります。上手く入ると、拍手をして保育者に喜びを伝えています。手作りの壁掛け玩具には、ファスナーつきの袋と、穴が開いた蓋つきのタッパーが付いています。

最初は、ファスナーを開けることに試行錯誤しており保育者が開け閉めしている姿を何度か見ると、指先でつまみ、力加減をしながらそっとファスナーを開け、袋の中のフェルト等を出したり、また入れたりするのを繰り返し楽しんでいます。タッパーには布やチェーンリングを入れています。つかまり立ちをするようになったお友達も、布やチェーンリングを引っ張ったりしています。つかむ、つまむ、引っ張るなど、手や指先を使う遊びをたくさん取り入れていきたいと思います。

また、赤ちゃんのお人形に触れる姿も多く、スプーンやおたまで「アムアム」と言いながら、ご飯をあげる仕草をするなど、体験していることを模倣する姿が見られます。保育者がお人形を抱っこしたり、あやしたりする姿をみて、子ども達もお人形に、愛着を持ち始めているようです。

絵本も大好きなほし組さん。特に本物の写真が載っている絵本に興味を示し、犬を指差している時に、「わんわん」と声を掛けると、「わんわん」と言葉で伝える姿もみられるようになりました。子ども達の喃語や指差しなどを保育者が共感し、言葉に置き換えていく事が、子ども達の言葉を育て、人とやり取りすることの喜びや、意欲を育むことに繋がります。

その中で保育者と子どもの一対一の絵本の時間も大切にしています。絵本を読む時は一対一で子どもが安心できるよう寄り添いゆっくりと言葉を添え、関わりを大切にしています。

子ども達の一瞬一瞬が心地よく、安定して過ごしていけるよう愛着形成を土台に一人一人に寄り添っていきたいと思います。