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2020.10.02

ほし組 虫との出会い

 

暑さが和らぎ、秋を感じさせる心地よい気候となってきました。

 

毎日保育室から窓の外を眺めたり、指さしたり、”帽子かぶる!”とアピールしたり、戸外へ出ることにも期待を持っているほし組の子どもたち。

 

歩行も安定し、靴を履いて歩くことも楽しんでいます。

先日、園庭に出ていると、フェンスの上に1匹のトンボがとまりました。

保育者が抱っこして、そばで見せると…

「ん!ん!」と声を出し、すぐにトンボに気が付きました。

少し怖がって「ん~」と言いながら体をのけ反らせる姿もあれば、触ってみようと思い切り手を伸ばす姿もありました。

 

手が近づくと、飛んで行ってしまうトンボですが、すぐに再びフェンスにとまり、飛んでは戻る、を繰り返す中で、保育者に抱っこされながらじっくりとトンボを眺めることができました。

 

「手を近づけると飛んで行ってしまう」ということに気付いたのか、戻ってきたトンボを今度は手は出さずにじっと見つめる姿もありました。

 

ボールを投げたり、両脇に抱えたりして遊ぶ子どもたちの足元には、バッタがいました。

草の間をすばやくピョンピョン移動するバッタ。

 

「あ!こっち!…あっち!」と言う保育者の指さすところを目で追う子どもたち。草や芝生と同化して、バッタがどこにいるのかわからずに「?」という表情を浮かべる子もいましたが、

偶然、そばにあった青いボールに、バッタがピョン!と乗りました。

 

ここなら、はっきりとバッタの姿が見えますね。

子どもたちも一斉に気が付き、「んー!」「あ!あ!」と声を出しながら、指さしたり近づこうとしてみたりしました。

「バッタ、だよ」「緑色だね」「ピョーン、ってするね」という保育者の言葉を聞きながら、じっと見つめる子どもたちでした。

 

これからも、虫や植物、砂、土、風などを、子どもたちと一緒に発見したり触れたり感じたりしながら、戸外で自然に触れる時間も大切にしていけたらと思っています。