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2020.06.26

そら組の自由遊び

梅雨に入り雨の日が多くなってきましたね。雨の日や普段過ごす中で子どもたちが室内でどのような遊びをしているのか、ご紹介していきます。

 

そら組さんの自由遊びの様子です。各子どものロッカーに粘土や粘土板を置いているので遊びたい時に自由に取り出して遊んでいます。友達が遊んでいるのを見て「〇〇ちゃんもやる」と他の子たちも粘土を自分で出してきました。

とても集中して遊んでいますね。粘土を丸めて「おだんご」に見立てることが多く、へらを刺して「だんご!」と言いながら満面の笑みで見せてくれました。粘土を丸めることは子どもにとって少し難しいですが、自分の中でうまく作ることができて達成感を感じたようです。また、最近はへびや恐竜などの生き物を作っていることが多いです。顔にへらで切り込みを入れて目や口を表現しているお友達もいました。自分の中でイメージしたものを少しずつ形にして表現することができるようになってきており、感触を楽しむ所からかたちを作り出すことへ変化しています。こねる、ちぎる、丸める等指先を使いながら、試行錯誤して形にしていく姿を見守り、作る過程を大切にしていきたいと思います。

 

積み木遊びではほとんど一人で積み上げて遊んでいます。

慎重に、高く高く積み上げていますね。崩れてしまっても「もう一回!」と言って何回も積み上げて遊んでいますよ。繰り返し遊ぶ中でバランスを考えて積むことができるようになってきました。お家に見立てたり、線路のように長く並べたり、ドミノ遊びをしたりと様々な遊び方を楽しんでいます。

 

こちらはプラステンです。


色別に分けて積み上げていますね。プラステンは色や形、量などの物の性質や仕組みに気づいていけるようにしています。

廃材として置いているトイレットペーパーの芯にプラステンがちょうどはまることに気づいたお友達がいました。何個も重ねていくとトイレットペーパーの芯の中でタワーのようになったことに面白さを感じたようです。それを見たほかのお友達も模倣し、保育者の所に「見て見て」と言いながら見せにきてくれました。様々な遊び方を発見し、それを試してみようとする好奇心を大事にしていきたいと思います。

 

毎日繰り返し遊ぶ中で遊びの幅が広がり、一つの玩具で様々な遊び方を発見しています。今後も子どもたちが自分なりの発想や工夫で楽しむことができるよう、発達に合った玩具を用意していきたいと思います。今日は保育園で何をして遊んだのか子どもたちに尋ねてみるのもいいかもしれませんね。