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2020.08.29

~水遊び~

 日中は暑い日続いておりますが、日の長さも随分と短くなってきました。

 さて、今回は保育園での水遊びの様子を紹介したいと思います。

 子どもたちは日々の水遊びを通して、水の感触や冷たさ、心地良さを保育者と一緒に感じながら遊んでいます。水の中に土を入れてお玉でグルグルとかき混ぜ、土と水が混ざる様子を見て不思議そうに眺めたり、廃材や玩具を使って水をすくう為に物と物を組み合わせて工夫したりと脳を使って遊んでいる姿が見られます。手で掴むことのできない水に対してどのようにしたら掴めるのかと試行錯誤を重ねながら探求し、上手くいったときの嬉しそうな表情を見せてくれます。遊びの中で道具を使って実験し、物の仕組みを知ることを楽しんでいるようです。

 また、戸外が暑い日には、室内で水遊びを楽しめるよう工夫をしています。

 初めての水遊びで不安がある一歳児クラスの子どもたちには、水に濡らしたタオルを床に敷き、その上で水に触れる機会を設けて徐々に水に対して慣れていくことが出来るよう接しています。水を含んだタオルを踏むと足の指と指の間に水が入ってくる感覚が気持ちがいいようで、子どもたちも音を聞きながら「ジュッ!ジュッ!」「ジュワー!」と口にしながら遊んでいました。

お友達と一緒に水をパシャパシャと掛け合っています。
日陰でのんびりと会話を楽しみながら遊んでいます。
土で汚れた玩具を一度洗い流しているようです。
全身で水の気持ち良さを感じていますね!
野菜のお世話も水遊びの時間に行っています

 水遊びは、年齢や経験によって様々な遊びに変化します。子どもたちが五感を使って新しい発見に気づいた時の表情はとても輝いて見えます!また、その思いを十分に保育者が受け止め、その経験に対して私たち保育者が豊かな日本語で伝えられるよう日々意識しています。ご家庭でも、子どもたちの表情やしぐさ等に注目してみてください。子どもたちならではの発見や感動を一緒に味わっていきたいですね。