NEWS

お知らせ

View More

2020.08.01

~人形遊び~【つき・そら】

 気持ちよく晴れ渡った青空や、照りつけるような陽射しを感じるようになってきました。いよいよ夏本番です!

 さて、今回は以前もご紹介した子どもたちにとっての「赤ちゃん」である抱き人形への子どもたちの姿をお知らせしていきたいと思います。

 つき組さんでは、「赤ちゃん」を抱っこしたり、ご飯をあげてみたりと 「自分の赤ちゃん」として大切にしたい気持ちが芽生えてきているようです。自分自身が大人から受けている関わりを「赤ちゃん」に対して同じように接しようとする様子も見られるようになってきました。また、クラスには、赤ちゃんのお世話セットとして小さな鞄や、おんぶ紐を用意しています。保育者が子どもをおんぶしている様子を見て、子どもたちも真似て遊びとして体験しています。赤ちゃんを大切にできるということは、自らが身近な大人に大切にされている経験があるからこそです。子どもたちが赤ちゃんを嬉しそうにぎゅっと抱っこをしたり、お洋服を着替えさせてあげている姿を見ると、私たちも心が温かくなります。

 

 そらぐみさんでは、赤ちゃんにお名前をつけて可愛がっている姿や、お昼寝をするときに自分のコットに一緒に眠る姿も見られます。一人ひとりの「赤ちゃん」を子どもたちが大切に抱っこをし、優しく扱えるようになってきています。「赤ちゃん」に対しての愛着を持つことが出来ているからこその姿ですね。

 また、「赤ちゃん」は、子どもたちが今後人間関係を広げていくために必要な、他社との愛着形成を自らを築いていく土台を作っていけるように設置をしています。子どもたちの成長によって物や人への関わり方が変化していきます。この大切な乳幼児期の育ちを促すためにも、私たち保育者自身が「赤ちゃん」を大切に扱い、子どもたちにも分かりやすい言葉で赤ちゃんへの愛情を伝えていくことで、子どもたちの言葉の獲得にも繋げていけたらと思います。