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2020.09.25

9月の室内装飾

今月のテーマは「お彼岸」でケイトウ、菊、ハギ、ムラサキシキブ、お供菓子を飾っています。

昼と夜の長さが同じになる秋分の日を挟んだ前後3日の計7日を「彼岸」と呼びます。春の種まきや秋の収穫とも結びつき、自然に対する感謝や祈りが、ご先祖様に感謝する気持ちにもつながって、お彼岸は大切な行事となりました。

 

花を供える意味としては「ご先祖様に美しいものを捧げ、ご先祖様をお飾りする」「花を供えることによって、命の儚さや尊さを知る」「花を供える人の心を清め、穏やかにする」などの理由があるとされています。ケイトウや菊は秋が旬のお花で、品のあるお花のためご先祖様をお迎えするお彼岸にふさわしい花です。供える花の種類や色に決まりはありませんが、その季節に出回るものを供える習慣があるため、季節の花をお供えすることが多いようです。近しい故人が好きだった花をお供えしても良いのだそうですよ。

 

子どもたちと装飾を観察しました。紫色の特徴的なお花「ケイトウ」が意外と固い感触だったので驚いていました。菊のつぼみの中が気になって触ってみたり、花の匂いを嗅いで観察を楽しんでいましたよ。

 

普段なかなか触れることのないお花ですよね。「彼岸」という行事に触れる良い機会だと思いますので、送迎時に花の色や形を楽しみながらお子様ともご覧になってみてくださいね。