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2020.12.18

12月の室内装飾

12月の室内装飾について紹介します。

   

今月のテーマは、冬至です。

柚子、かぼちゃ、小豆を飾っています。

     

冬至とは1年で夜が最も長く、昼が短い日です。

冬至を境に運も上昇するとされているので、かぼちゃを食べて栄養を付け、身体を温めるゆず湯に入り無病息災を願いながら寒い冬を乗り切る知恵とされています。

柚子・・・冬至に柚子湯に入ると風邪をひかない・病気にならないといわれています。 また、柚子の強い香りが厄を落とす・邪気を取り除くという考えもあったようです。

かぼちゃ(南瓜なんきん)・・・運盛りといい、「ん」の付く食べ物を食べると運気が上がるといわれています。

小豆・・・小豆の持つ赤色は邪気を寄せ付けない効果を持つ色と考えられていました。 お米に小豆を入れて煮込んだ小豆粥は別名「冬至粥」ともいいます。

   

ほし組は、保育室に持って行くと興味を示し、柚子を持ったり、かぼちゃを両手で抱えたり、器の中で小豆が揺れる様子をじっと見つめたりしていました。

    

徐々に『見る』『触る』だけでなく音を聞いたり、持ち上げてみたりと物に対して様々な反応をするようになりました。

    

その姿に共感しながら共に季節を感じ、「かぼちゃ重いね」「柚子はいい匂いがするね」と言葉を掛け関わりました。

     

つき組は、装飾を見ると、指をさし、「これなーに?」と問いかけてくる姿が見られました。

    

一つ一つ手に持ち、大きさや重さ、形、音、感触などを確かめている姿が見られたため、「柚子は小さいけどかぼちゃは大きいね」「小豆はシャカシャカ音がするね」など子どもたちの気付きに寄り添った声掛けをしながら関わっています。

     

そら組は、装飾を机の上に並べると興味を持ち、近づいてみる姿が見られました。

     

小豆に触れると、感触が気に入ってようで、混ぜたり、握ったり楽しんでいました。

       

「あんこになるんだよ」など違う姿になることを伝えると、「あまいよね」など想像し、お話ししていました。

また、かぼちゃや柚子は、「かぼちゃ?」「みかん?」と知っているものの名前を言ったり、かぼちゃを持ち、「おもいね」と重さを感じたり、柚子のにおいを嗅いで「いいにおいするね」など反応する姿が見られました。

   

「柚子だよ」と正しい名前を伝えながら、「お風呂に入れると風邪をひかなくなるんだよ」など簡単に冬至の話をすると、「おふろ?」と興味を持って聞く姿が見られました。

子どもたちの気持ちに寄り添いながら過ごしていこうと思います。