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2020.12.25

12月の室内装飾

今月のテーマは冬至で、かぼちゃ、ゆず、小豆、きんかんを飾っていました。先日の21日は冬至でしたね。湯舟にゆずを入れたり、かぼちゃを食べたというご家庭もあったのではないでしょうか。

冬至は二十四節気のひとつで、北半球では太陽が1年で最も低い位置にきて、夜が1番長くなる日です。冬至は太陽の力が1番弱まった日であり、この日を境に再び力が蘇ってくることから、太陽が生まれ変わる日ととらえ、古くから世界各地で冬至の祝祭が盛大に行われていたそうです。

 

冬至に食べるものとして親しまれているのが、冬至がゆとかぼちゃです。冬至がゆは小豆を入れたおかゆのことで、小豆の赤が太陽を意味する魔除けの色で、冬至に食べて厄払いをします。また、冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼び込めると言われています。にんじん、だいこん、れんこん、きんかん等です。「ん」のつくものを運盛りといって縁起をかついでいたようです。そして、冬が旬の柚子は香りも強く、強い香りのもとには邪気がおこらないという考えがあり、柚子=「融通」がきく、冬至=「湯治」に通じて縁起もよいため、冬至には柚子となりました。

 

子どもたちと室内装飾の観察をしました。

ほし組さんはまんべんなく触って興味津々な様子でした。固いかぼちゃや袋に入った小豆を触って感触を確かめていました。

つき組さんもたくさん触って感触を楽しんでいました。ゆずの上にきんかんを乗せて大きさを比べていて、大小があることに気づいたようです。また、小豆を触って「じゃらじゃら」という音を楽しんでいました。小豆を「これお米?」と保育者に尋ねていた子がいました。保育者が「この間食べた小豆だよ」と21日の給食で小豆がでたことを伝えると納得していた様子でした。

そら組さんは柚子やきんかんの匂いを嗅いで「いいにおい」「みかんみたい」と匂いがみかんに似ていることに気づいていました。お鍋に入れて料理をしたり、包丁で切ろうとしたりとままごと遊びに取り入れていました。

 

今年も当園の保育方針にご理解、ご協力いただきありがとうございました。また、今年は新型コロナウイルスによる緊急事態宣言中の登園自粛や入室時の手洗い消毒の徹底等にもご協力ありがとうございました。まだまだ感染が収まらない状況ですので、引き続きご協力をよろしくお願いいたします。寒い日々が続いておりますので、お体に気をつけて年末年始をお過ごしください。また年明けに元気な子どもたちに会えることを楽しみにしています。