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2020.11.13

パンツへの移行

排泄の自立は、0歳児の頃からのオムツが濡れたら替える、「不快を快にする」ことの日々の積み重ねから始まっています。

また、0歳から1歳にかけての歩行が安定する頃、体の機能が整うと子どもは信頼する大人の模倣をします。

その発達段階に合わせて大人のトイレする姿を見せることや子どもにトイレに座ってみることを提案し、楽しい経験の中で、トイレに座る習慣を獲得することができます。

さらに、子どもがトイレで排泄するには、足が地面につき便器にお尻が落ちない環境や清潔で外との温度差がないなど大人でも行きたいと思える場所であると子どもも利用しやすくなります。

    

ほし組では、保育者がいち早く子どもの排泄に気付き「気持ち悪かったね、スッキリしようね」と共感しながらオムツ替えを行っています。

   

子どもが保育者と一緒に不快を快にする経験を積み重ねていけるように関わっています。

   

つき組は、保育者が「出たかな?スッキリしようか?」と声を掛けると、「うん」と答え、自分からオムツを持ってきたり、トイレにも興味があるので、オムツに排泄していない時には、「トイレ行ってみる?」と尋ねると「うん!」と言い、自分からトイレに行こうとする意欲も見られます。

また、おしっこやウンチが出た時には、保育者にオムツの前や後ろを叩き教えてくれる姿もあります。

    

子どもにより、排泄時の関わり方も違うので、子どもに合わせて、関わっていきたいと思います。

    

そら組の子どもたちは、段々と興味を持ち始め、「座ってみる?」などの保育者の声掛けに、「うん!」といい、座ってみたり、自分から「トイレに座る」と言う姿も見られるようになってきました。

    

「自分でしたい」という意欲を育みながら、オムツが濡れている時には、「きれいにしようね」と声を掛けながら交換したり、排尿の素振りがある時には、タイミングよくトイレに誘ったりしています。

   

着替えなどの時は、トイレの扉を開けてトイレに自ら行けるようにしています。

   

子どもが嫌がった時にはその気持ちを受け入れ、焦らずに一人一人の子どものペースを尊重して進めていきたいと思います。