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2021.04.23

4月 シリウス組の様子

 4月20日は穀雨でした。 特に雨が多く降ると言う訳ではありませんが、この時期の春の雨が多くの穀物を潤す時期とされています。北国では、ストーブをしまい、東日本では冬服を脱ぎ、西日本ではフジの花が咲き始める季節とされています。保育園近辺でも日中は気温が上がった日は、外遊びの時は半袖姿のお子さんも見受けられます。これからの季節、戸外遊びの際は十分な水分補給と紫外線対策をしていきたいと思います。

今回はシリウス組(0歳児)クラスの様子をお知らせします。

慣らし保育を終えて、子ども達も保育園の環境に少しづつ慣れてきましたよ。

壁をつたって少しずつ移動中!途中でおもちゃを触ったり、おともだちの様子を見ています。
担任保育士の抱っこで安心なところから周りを観察しています。顔を見て担任と担任以外の保育者の違いが分かるみたいです。
なんでも口に入れて感触を確かめています。玩具は誤飲、誤食が起きないようにその素材や大きさに十分注意し、日々安全性を確認してこまめな消毒を行っています。
棚の中の気になったものに手をのばし触り、音を出したり口に入れて確かめたりを繰り返しています。
お部屋にはお座り、ハイハイ、つかまり立ちでも遊べるように壁に玩具を設定しています。「これなんだろう?」と引っ張ったり、入れたりする動き、手に持ったものを離さないと筒の中に入らないので持っている手を開いて入れる、など何度も試行錯誤を繰り返す子どもの遊びはまさに観察や研究、実験なのですね。発達に合ったものと、少し先の物も用意しておくことで、興味をもって関わろうという気持ちが生まれます。

私達は「子どもと保育者の愛着形成を構築したうえで発達に合った援助や環境設定をしていくこと」を大切にしています。安心できる大人としての特定の保育者との愛着形成構築ができると、保育園が安心できる場所と分かり、保育者に見守られる中で自分の好きな遊びを見つけたり少しづつ周囲への興味が広がっていきます。
まずは特定の保育者が丁寧で温かな言葉のやりとりと共に一人一人の思いや生理的欲求を満たしていく事(おむつ替え、食事介助、睡眠など)で関係づくりを行い、一人一人のリズムを大切に生活をしています。
これから少しづつ子ども達の様子に合わせて季節感や自然の心地よさを味わえる機会も取り入れていきたいなと思っています。