2026.02.14
【2月室内装飾】節分
2月の室内装飾は『節分』をテーマに、大豆と鰯を飾りました。
節分とは、本来は季節の分かれ目である「立春、立夏、立秋、立冬」の前日のこと。年に4回ありますが、節分といえば立春の前日を指すようになりました。2026年の節分は2月3日です。昔は「季節の変わり目には邪気が入りやすい」と考えられ、年の変わり目(昔は春が1年の始まりだった)でもある立春前日の節分に、邪気の象徴である鬼を追い払う行事が定着しました。
大豆…大豆には穀霊が宿るとされていました。そして、「豆を炒る」ことが「魔目を射る」に通じて「魔滅(まめ)」となるため、煎った大豆(福豆)を使って鬼を払うのです。
柊鰯…臭いものや尖ったものには魔よけの効果があるとされていて、節分の場合は、焼いた鰯の頭を柊の小枝に刺して作ります。

ほし組の子どもたちは大豆と鰯を見ると「さかな!」「まめ!」と言葉にしたり、手に取ってジーっと見つめて観察していました。“これは何?”“食べ物?”と尋ねるように、保育者に「あむ?」と伝える姿も見られました。鰯の匂いに気が付いた子は渋い顔をする姿もありましたよ。子どもたちとじっくり装飾を観察しながら、節分について豆まきをすることや、鬼が鰯の匂いが苦手ということを分かりやすく伝えていきました。保育者が節分の歌を歌うと、同じように「ぱらっぱら!」と口ずさむ姿もあり、楽しみながら日本の伝統に触れていきました。

つき組の子どもたちは、装飾に気付くと「お魚見たい!」と手を伸ばし興味を示していました。鰯を顔の前まで持っていくと匂いを嗅ぎ「ちょっとくさい。」等、感じたことを伝えていました。「悪いものがいなくなるんだよ。」という保育者の声掛けに対し「お魚でえいっ!てするの?」と子どもなりに考えたことを共有していました。また、大豆を見ると「お豆だ!」「おやつで食べたね。」「甘かった。」と伝えていた子どもたち。「おやつに入っていた大豆も硬かったかな?」と感触の違いにも気付けるやりとりを行いました。「鬼は外、福は内って鬼がいなくなるように豆を投げるんだよ。」と伝えると、「○○くんは鬼怖くない!」や「鬼来た!」と経験を共有する姿もありました。これからも、子どもたちが分かりやすい言葉で日本の文化や伝統について伝えながら、興味に寄り添い、深められるよう関わっていきます。

そら組は、大豆に触れてみると、「鬼に豆を投げるんだよね」「鬼は豆が嫌いなんだよ」と子ども同士でやりとりをする姿がありました。子どもたちの言葉に共感しながら、豆まきをする理由を伝えると、「鬼に豆投げたら風邪ひかなくなるの?」「いっぱい走れるね!」と話す姿があったので、子どもたちなりの表現の仕方を受け止めていきました。また、豆の投げ方を仕草で表現しながら「こうやるんだよ。」「こうじゃない?」と話し合い、節分当日を期待する子どもたちでした。また、「これ、ご飯に入っているよね」「大豆、食べたことあるね」「豆に皮ついてた」と給食を思い出し気付きを言葉にしたり、『まめまき』の歌を口ずさむ姿もみられました。鰯は、手で持つと匂いを嗅ぎ、「何か匂いがするね」「お魚の匂い?」「食べられるの?」「頭は食べられないの?」「目がないね」とたくさんの疑問がでてきました。行事図鑑を開くと、「同じのあった!」「こっちも目無いよ。」と指差しで教えてくれたり、魚図鑑を持ってきて「この図鑑にはないね。」「色が違うみたい。」と様々な図鑑を通して探してみることで違いに気付いたり、魚の同じ部分を見つけたりすることを楽しんでいました。一緒に見て探していくことで「先生、この魚はなんていうの?」「小さいのかな?大きいのかな?」「海にいるかな?」と新しい疑問も出てきています。子どもたちの興味に寄り添い、一緒に考える関わりを行っています。

2月3日の給食では、節分にちなみ恵方巻を食べました。「中にきゅうりが入っているね!」「にんじんもあるよ!」「お魚も入ってた!」と食材にも興味を持ちながら「おいしいね」と楽しそうに大きなお口で食べる子どもたちでした。

