2025.06.19
6月室内装飾
今月の室内装飾では、『青梅・オクラ・みょうが・あじさい・てるてる坊主』を飾りました。
梅雨:梅の実が熟す時期に沢山の雨が降ることから「梅雨」と呼ぶようになったとされています。また、雨が多く降り湿度が高くなるうえに気温も上がるため、カビが生えやすいことから「黴雨(ばいう)」と呼ばれていたものが同じく「ばい」と読む「梅」を当てて「梅雨」となったとも言われています。
戸外活動時や掲示されている写真で見た花と同じであることに気付くと「くっく!」と足元や窓の外を指差しながら、”この花知ってるよ”と伝える姿がありました。保育者があじさいという花であることを伝えると「ありさい(あじさい)」と繰り返しています。
そら組でも「きれいな色だね」と鮮やかな色彩に心が動く一面が見られ、保育者とだけでなく子ども同士でも共有していましたよ。
青梅やオクラなどの食材にも興味を持っています。ダンゴムシのエサ用の食材を見たり、給食の食材についてやりとりしたりする際に図鑑で調べるという経験を重ねてきている子どもたちは、自ら図鑑を持ってきてページをめくって探していました。保育者がどのあたりに載っているのか伝えると「いっしょ」と食材と写真を見比べています。
じっくりと触るなかで、オクラを割いてみると中から種が出てくることに気付く姿もありましたよ。真剣な様子でオクラの中から種を掻き出しています。「星型のやつ?」とオクラを切った時の形を思い出す姿もありました。保育者と一緒に青梅やみょうがの匂いを確かめ、独特な香りに顔をしかめる様子があったり、匂いの違いに気付いたりもしています。青梅を転がす・握る・テーブルに打ち付けて硬さを確かめる等五感を使い様々な方法で触れていました。そら組では、園庭で見ていた梅と同じであることに気付く姿が見られ、子どもたちの姿に合わせて落ちていた梅を拾い、隣に並べて見比べています。色・硬さ・大きさが異なることに気付く姿に合わせ、梅の成長についてやりとりをしています。
高温多湿の時期になることから子どもたちだけでなく、大人も体調を崩しやすくなります。発汗作用のある食材、胃腸の調子を整える食材など旬の食材を積極的に取り入れ体調を整えていきたいですね。