2025.04.18
4月の装飾「穀雨」
4月の室内装飾を紹介します。
今月は二十四節気の一つである「穀雨(こくう)」をテーマにタケノコとソラマメを装飾しました。
「穀雨(こくう)」は二十四節気のひとつで、地上にあるたくさんの穀物に、たっぷりと水分と栄養がため込まれ、元気に育つよう、天からの贈り物でもある恵みの雨がしっとりと降り注いでいる頃のことです。
昔から農業を行っている人にとっては、この穀雨をひとつの作業目安としてとらえています。田んぼの準備も整い、さあ田植えに取り掛かろう…そんなタイミングがこの穀雨なのです。タケノコ、ソラマメはこの時期に旬な食材です。
つき組では、タケノコの皮を「フワフワだね~」と感じながら触ってみたり、
ソラマメをぎゅっと握ってじっと観察する姿が見られました。
ソラマメに出来ていた黒い模様が気になったようで、黒い部分を指先で触れる姿もありましよ。
手に持ってみたタケノコは思っていたよりも重たかったようですぐに手から離す姿がありましたが
「重かったね」と側で子ども達が感じたことを代弁し、言葉を補いながら子ども達の興味を広げられるように
見守っています。
そら組では、図鑑とソラマメを照らし合わせた際に中に豆が入っていることを知り、中を開けてみようとしていましたが、
生のソラマメは少し硬く、子ども達で開けることに苦戦する姿が見られていましたが、試行錯誤しながも開けることができました。
中に入っていた豆を取り、図鑑と同じように並べて楽しみながら、中の綿に触れ「ベタベタする!」と自分で感じた感触を
お友だちや保育者に共有していました。
この日はおやつにタケノコが入ったメニューが出ました。
実際に触れた食材が、自分たちが食べる食事に食材の一つとして出ることで、食材へのさらに興味が広がり、
食べることの楽しさや意欲に今後も繋げていきたいです。