2023.05.25
☆5月 室内装飾☆
過ごしやすい季節になりましたね。日によってはじりじりと日差しが照り付けるときもあります。
さて、今回は5月の室内装飾の様子をお伝えします。
5月(皐月)の装飾
~立夏(田植え)~
立夏とは夏が始まるとされる時期で、春に咲いた花が散り、緑が生い茂ってくる頃で、本格的に田植えが始まります。今年は5月6日から5月20日までが立夏となります。
この時期から梅雨入り前の6月まで、田植えにまつわる行事も各地で行われています。
(ほし組)
室内装飾を見に行くとまず、カエルの折り紙に興味を持ち手を伸ばしていました。手に持つとこれは何だろう?と確かめるように両手でクルクル回して観察したり上下に振ってみたりしていました。
稲の方も見てもらおうと近づけると少し身を引いていました。「大丈夫だよ」と言いながら触っているのを見せると恐る恐る手を伸ばしていました。チョンチョンと触ると稲の感触がして驚いた様子も見られましたが少しづつ慣れていましたよ。
(つき組)
「これなに?」と興味津々で触ろうとするつき組さん。
「優しく触ってね」と話をすると優しく触ったりじーっと観察する姿が見られました。
一緒に飾ってあったカエルの折り紙にも興味を示していたので「かえるだよ」と伝えると「ぴょーんぴょーん」と手で上下に動かしたりしていました。
今までの経験からかえる=ぴょーんというイメージを持っているのだなと感じました。
(そら組)
「これなに?」と稲のことを不思議そうに指さしていました。
「お米の赤ちゃんだよ」と分かりやすく伝えると、気になって引き抜こうとする姿も見られましたが「抜くと赤ちゃん元気無くなるからチョンチョンって触るだけにしよう」と声を掛けると優しく触れる姿が見られましたよ。
赤ちゃんという言葉を聞いて「かわいい」と言う子もいました。赤ちゃん=かわいいのイメージがあるようです。
ある子が稲の匂いを嗅いで「いいにおい」と言っていました。すると、その言葉を聞いた他の子たちも稲の匂いを嗅ぎ始めました。
イメージが自由に行き交うことや言葉を交わすことに楽しさを味わいながら子ども同士でのやりとりが増えるそら組さんらしい様子でした。
保育園の近くには田んぼはなく、広い田んぼにたくさん並ぶ稲の風景と展示されている稲が結びつくのは難しいかもしれませんが、お出かけの時に田んぼを見かけたら、ぜひお子さんと田植えの室内装飾について話して頂ければと思います。