2020.11.13
そら組さんのお人形との関わり
今週は、そら組さんのお人形との関わりを紹介します。
各クラスには、子どもの人数分のお人形(赤ちゃん)を置いています。
遊びによって他の赤ちゃんと替えるのではなく、卒園まで同じ子が自分の赤ちゃんとなります。
保育士も”お人形”としてではなく、命をもつ大切な”赤ちゃん”として丁寧に扱うことで、子ども達に適切な関わり方を示していけるように配慮しています。
お人形あそびは、子どもが大人から受けた愛情の再現あそびです。
身近な大人からしてもらって嬉しかった事を、お人形のお世話を介して再現しています。
また、自分の感情を赤ちゃんに重ねながら一緒に過ごすことで、気持ちの安定にも繋がってきます。
そら組さんは、赤ちゃんに自分の家族や親戚の名前をつけてお世話をしているようです。


「泣いているから、オムツを替えようね、ミルク飲みたいの?」等と状況を設定し、優しく声を掛けています。
また、積み木でつくったお風呂に入れたり、カゴに布団を敷いてベビーカーに見立てたりする姿もあります。



こちらは、テープを絆創膏に見立てて手足に巻いているようです。


プラステンをおしゃぶりに見立てて口元に乗せています。
抽象的なおもちゃを置いておくことで、使い方が限定されることなく、豊かな発想で何にでも見立てることができますね。

子ども達の大好きな赤ちゃん、保護者の皆さんもお子さんの赤ちゃんにぜひ触れてみて下さいね。